全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

ものすご~く、ふる~いおはなし

2011-12-13 04:59:28 | 全英連参加者 2011

 1966年、日本だと昭和41年。この年はアメリカ、日本とも現在まで続いている有名なTV、映画の放送が始まった、エポックメイキングな年である。
 ・・・と、SFファンの僕は思っている。

 でも、ここはその話しではない。

 この年アメリカでThe Impossiblesというアニメーションの放送が始まった。アメリカでは1966年9月から翌年1月まで、日本では1年遅れの1967年から放送だったようだ。このThe Impossibles、邦題はスーパースリーである。現在40歳代後半の人は、本放送か再放送で見たことがあるだろう。

 スーパースリーは普段は3人組のロック・ミュージシャンでバンドを組んでいる。モデルはおそらくマッシュルームカット時代のビートルズだ。
 彼らは事件が起きると、変身、ヒーローになる。変身後の名前は、コイル、フリー、マイトという名前だった。変身前の普段の時も、変身後も、3人の胸には、それぞれC、F、Mのアルファベットがあった。
 この前の土曜日、YouTubeで偶然スーパースリーのオープニングを見つけた。キャラクターの元の名前を、知らないことに気づいた。

 WIKIPEDIA英語版で調べてみたところ、3名はこんな名前だった。
  Coil Man
  Fluid Man
  Multi Man

 それが日本語ではこうだった。カッコ内は胸のアルファベット:呼び名である。
  コイル(C:ボヨヨンのコイル)
  フリー(F:スイスイのフリー)
  マイト(M:バラバラのマイト)

 Cのコイルはそのまま。でも、F(フリー)、M(マイト)は苦労したことがわかる。
 fluidは液体の意味。この語は現在でも、カタカナ語として一般化はしているとは言えない。multiも現在ならばともかく、40年近く前では、日本語として一般化・定着しているとは言えないだろう。
 Fでフリー。水(液体)だから自由にということかな。Mでマイトは、どこから来たのだろう。ダイナマイトかな、それともmightかな。よくわからない。でも、こうして覚えているのだから、いいネーミングだったのだろう。

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 たまにだが、このスーパースリーのように、子どものころTVで見たアメリカのアニメ、ドラマにYouTubeで再会することがある。実によく覚えていて、自分でもビックリする。僕が英語とかアルファベットという文字に興味を持ったのは、一部は、アメリカのアニメによるのかもしれない。

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