元々は識字能力の意味。最近では情報活用能力という意味で、情報リテラシーという使い方がある。コンピュータ・リテラシーとは厳密な意味で違う。
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僕の世代は、デジタル腕時計が一般化しはじめたころに高校生になっている。
当時は針のない時計では、時間をうまく使えない(針があった方が、時間配分ができやすい)という考えがあった。でも、なれてしまえば、数字でも同じことができた。僕は、針なんかなくても大丈夫人間である。
現在、スマホでもケイタイでも道案内、地図アプリがたくさんある。でも、僕はどうしても使う気にならない。
11月に全英連ででかけた奈良市。現地には去年の購入した昭文社の奈良市地図、必要と思う場所だけYahoo!の地図機能で選び出し、プリントして持参した。こんなこと生徒たちに話したら、「先生古い」の一言で済まされてしまうだろう。大きい範囲を見て、ポイントを押さえる方が、なんとなくよくわかる気がする。情報端末から得られる位置情報の活用能力については、情報活用能力が低いと言えるだろう。僕は、紙の地図がほしい人間なのである。
こんな僕は、当然来年の全英連石川大会開催地・金沢市の地図も購入済である。