第182特別国会が26日(水)召集。自由民主党安倍晋三総裁が第96代首相に選出された。
安倍首相は同夜、自民、公明両党による第2次安倍内閣を正式に発足させた。安倍首相は新内閣を「危機突破内閣」と命名。経済対策に最優先で取り組む考え。安倍首相の再登板は5年ぶりで、戦後の首相では吉田茂以来。
新聞、TVによれば、おおよそ、こんな報じ方・感じである。
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官邸ウェブサイトを見ると、26日には動画がアップされていた。今回、閣僚名簿は内閣官房長官が読み上げる形式に戻った。閣僚名簿を作成することにしよう。
官邸ウェブサイト掲出情報と、平成24年12月26日(水)特別号外35号から引用する。なお、総理大臣は閣僚か、閣僚でないかは、広義・狭義で判断が分かれる。
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内閣総理大臣 安倍 晋三(あべ しんぞう)
内閣法第九条の第一順位指定大臣(副総理)①
財務大臣
内閣府特命担当大臣(★金融)
デフレ脱却・円高対策担当
麻生 太郎(あそう たろう)
総務大臣
内閣府特命担当大臣(地方分権改革)
地域活性化担当
道州制担当
新藤 義孝(しんどう よしたか)
法務大臣
谷垣 禎一(たにがき さだかず)③
外務大臣
岸田 文雄(きしだ ふみお)
文部科学大臣
教育再生担当
下村 博文(しもむら はくぶん)
厚生労働大臣
田村 憲久(たむら のりひさ)
農林水産大臣
林 芳正(はやし よしまさ)
経済産業大臣
内閣府特命担当大臣(原子力損害賠償支援機構)
原子力経済被害担当
産業競争力担当
茂木 敏充(もてぎ としみつ)
国土交通大臣
太田 昭宏(おおた あきひろ)
環境大臣
内閣府特命担当大臣(原子力防災)
石原 伸晃(いしはら のぶてる)⑤
防衛大臣
小野寺 五典(おのでら いつのり)
内閣官房長官
国家安全保障強化担当
菅 義偉(すが よしひで)②
復興大臣
福島原発事故再生総括担当
根本 匠 (ねもと たくみ)
国家公安委員会委員長
拉致問題担当
国土強靭化担当
内閣府特命担当大臣(防災)
古屋 圭司(ふるや けいじ)
内閣府特命担当大臣(★沖縄及び北方対策 科学技術政策 宇宙政策)
情報通信技術(IT)政策担当
海洋政策・領土問題担当
山本 一太(やまもと いちた)
女性活力・子育て支援担当
内閣府特命担当大臣(★消費者及び食品安全 少子化対策 男女共同参画)
森 まさこ(もり まさこ・三好雅子)
経済再生担当
社会保障・税一体改革担当
内閣府特命担当大臣(経済財政政策)
甘利 明(あまり あきら)④
行政改革担当
公務員制度改革担当
クールジャパン戦略担当
再チャレンジ担当
内閣府特命担当大臣(規制改革)
稲田 朋美(いなだ ともみ)
内閣官房副長官
加藤 勝信(かとう かつのぶ) 衆議院
世耕 弘成(せこう ひろしげ) 参議院
杉田 和博(すぎた かずひろ) 事務方
内閣法制局長官
山本 庸幸(やまもと つねゆき)
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★は必置のものである。
①~⑤は麻生大臣のところにも書いてあるが、内閣法第9条の第1順位から第5順位指定大臣である。
財務・金融分離は今回なし。とにかくデフレと円高対策を含めて、麻生太郎大臣にお任せという感じである。財金分離は?
もしもの場合、この人が次の総理大臣である。
総務大臣という地方自治関係の責任者と地方分権推進担当が一人でいいのかな。
文部科学大臣の特命事項は「教育再生」である。再生するのは、先生がダメだからと十把一絡げにされるのは困る。はっきり言ってイヤだ。なお、特命の内容は以下の通りである。『教育の再生を推進するため企画立案及び行政各部の所管する事務の調整を担当させる』
失言癖のある環境大臣兼内閣府特命担当大臣(原子力防災)だ。この人は適任だろうか。
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他にもQuestion Marksの人選はある。でも、しばらくは見てみようと思う。また、これホントに辞令に書いてあるのと言う表現(特命事項)もある。官報はDLしたので、時間を見て読んで見ることにした。
最後に、過去何回か書いていることを、もう一度書いておこう。
民主党、自民党、公明党のみなさん。公務員の給与、退職金を削りました。民主党、自民党、公明党のみなさん。消費税も上げることに決めました。これで、「衆参国会議員定数削減&区割り変更」「歳費カット」ができないという選択肢はありえません。
みんなが忘れても、僕はきちんと覚えていますからね。