-<緊急>-
帰宅後ニュースを見てみたら、こんな一報が。
チョークメーカーの老舗 羽衣文具(株)が自主廃業へ
羽衣文具(株)が平成27年3月末日をもって自主廃業することを表明した。
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「羽衣チョーク」の羽衣文具である。
記事によれば、同社はピーク時国内シェア3割を占めていた。近年、「少子化の影響」「市場環境の変化」「教育環境の変化」などの理由と、会社の後継者問題、代表者の体調不良などがあり、今年度末の自主廃業を決めたとのこと。
学校関係の業界にとって、顧客である児童生徒・学校数が減少することは、大ごとであることがわかる。小さくなる市場で、ドラスティックに改革・方向転換、業態変換ができないと、どうなるか。特にチョークメーカーは大変だ。最近の学校は、チョークの舞台である黒板そのものが減少しているのだから。
勝手な想像だが、羽衣文具(株)の今回の自主廃業、きちんと店じまいできる間にソフトランディングということだと思う。廃業できる間に、従業員のことを考えてのことではないか。
「羽衣チョーク」は勤務校にも、もちろんある。最後まで使いきろうと思う。
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2013-06-02、「学校からなくなったもの、なくなりそうなもの」