全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

2月29日

2016-02-29 17:07:15 | 教師の仕事 2015

 採点の目処がついた。区切りをつけて帰ることにしよう。

 明日から3月。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラタモリ 沖縄・首里編

2016-02-29 04:00:00 | 気になる 沖縄

 今回のタイトルは、「~王都・首里はサンゴでできている?~」である。

 予告編から首里城が出てくる。「守礼門」前で告知スタート。
 NHKのウェブサイトでも紹介されているが、首里城は高台のお城。首里は首里城のふもとにある街なのだ。

+++++ +++++

 高台にもかかわらず湧き続ける「沖縄一」の名水の秘密とは?

 以前「寒水川樋川前…読めますか。」で取り上げたこともあるが、首里城のある丘は結構な高さである。それでも水が確保できた。
 寒水川樋川前のバス停である。

 バス停から入ると、そこに「寒水川樋川」がある。
 この場所、標高は65mほどである。高台だけど水が出る。

+++++ +++++

 首里城の守礼門は標高110m、正殿前はさらに10mほど高くなる。首里城にも井戸がある。(後述)

 ネットで読むこともできるのだが、専修大学兼任講師・角田清美氏の、「沖縄島・首里城と周辺地域の古井戸」という報文(論文,Ⅰ.首里城の地形と地質)にも、「首里城は標高100~130m」の記述がある。ブラタモリを見る前に首里城周辺の井戸について調べていたら、偶然見かけた。とても興味深く読むことができた。

+++++ +++++

 さて、今回のブラタモリ、沖縄に雪が降った頃のロケのようだ。僕がブログに「沖縄本島に雪」を書いたのは1月25日。降雪は24日のこと。
 タモリさん、土のかけらを触り「泥岩」と即答。この人、すばらしい雑学人(教養人)である。泥岩の上に琉球石灰岩が堆積しているのが首里の丘。首里城と那覇の市街地の高低差は、隆起ではなく侵食による。
 龍樋(りゅうひ)が取り上げられていた。泥岩と琉球石灰岩の接触面(で、いいのかな)に設置されているので、水が涸れない。泥岩層を島尻層群、琉球石灰岩層を琉球層群という。
 龍樋はここ。

 城下町の産業として町工場も紹介された。味噌工房は玉那覇味噌醤油店。泡盛工場も登場。仲栄真兼昌さんと名前が出ていたので検索したところ、紹介されたのは、瑞泉酒造株式会社のようだ。味噌造りも、泡盛製造も首里の水の豊かさがあってのこと。
 文武館道場(空手)も登場。泡盛と空手の関係も紹介された。
 尚弘子さん登場。尚さんは最後の琉球国王・尚泰の孫に当たる、尚詮(しょう・せん,故人)の奥さんである。尚弘子さんは、大田昌秀知事時代、副知事を務めた人である。佐司笠樋川(さしかさひーじゃー)の現所有者。
 場所はここ。

+++++ +++++

 今回のブラタモリ、盛りだくさんで1回でおさめるにはもったいない。首里だけで2週に分けてもらいたいくらいだ。

 猛烈に沖縄が僕を呼んでいる気がする。

+++++ +++++

 「首里あるき」のページ
 http://shuri-aruki.jp/siseki/

 真和志之平等(マージヌフィラ)
  ↓
 寒水川樋川(スンガーヒージャー)

 寒水川樋川、龍樋、佐司笠樋川(指司笠樋川)の地図データは、上記「首里あるき」の地図を参考にした。特記する。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする