大晦日朝NHKのニュースを見ていたら、横須賀市が「浦賀奉行所(1720年開設)」の 跡地活用を検討するという。
NHK NEWS WEBでニュースを見直すと、跡地は数年前まで民間企業の社宅が建てられていたこと、堀の石垣が残り、当時の様子がわかることなどから、横須賀市の要望で今年(’17年)寄付されたということだ。
・・・要望した横須賀市もすごいけど、寄付した企業も立派。
寄付をうけ、市や地元の団体では、浦賀奉行所開設から300年(2020年)に向け、跡地の具体的活用策検討を’18年から本格的に始める。
そんなニュースである。
関連記事を探すと、一昨年(’16年11月15日毎日新聞神奈川県版)のニュースを見つけた。寄付の企業は住友重機械工業。場所は横須賀市西浦賀5である。
ここである。
思ったりも港まで距離があるように思えるが、明治以降埋め立てられたのかな。
ストリートビューで確認してみる。
確かに「横須賀風物百選 浦賀奉行所跡」表示、説明板、石垣(跡)が確認できる。’18/1現在、同地は更地になっている。
活用策、、、長崎の出島跡(右の写真,’09年修学旅行引率時撮影)のようにするのかな。 面白そうだな。 |
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奉行所は享保5年(1720年)に下田から浦賀へ移され、江戸幕府が終わる慶応4年(1868年)まで約150年間存在した。
明治以降、業務は横浜裁判所(現在の裁判所とは機能が違う)を経て、神奈川県へと引き継がれた。
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浦賀奉行所についての、エントリはこちら。
’05-05-07、「何語で話したの?」