「Zashchitniki」は映画「ガーディアンズ」のロシア語原題である。Googleで翻訳すると、Defenders、Protectorsの意味と出た。「ディフェンダー」「プロテクター」よりも、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」という作品もあるので、この邦題になったのだろう。なお、IMDbでの作品タイトルは「The Gurardians」である。
同サイトの作品紹介を読んでみる。
During the Cold War, an organization called "Patriot" created a super-hero squad, which includes members of multiple soviet republics. For years, the heroes had to hide their identities, but in hard times they must show themselves again.[IMDb]
冷戦下の旧ソビエト、「愛国者」という名称の超人部隊が結成された。部隊には複数のソビエト連邦を構成する共和国の出身者が含まれていた。(連邦崩壊後)長年、彼らは自らの素性を隠さざるを得なかった。しかし困難な時に、彼らは正体を現すこととなる。(拙訳)
厳し目の映画評も見かけるが、まあ、とにかく見たい。そう考えていた。ロシアのSF映画を見るのは、昨年8月の「アトラクション 制圧」以来である。
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ネタばれになるので細かいことは書かないが、ものがたりの構成はこうだ。
超人部隊の創設者である科学者(悪者)が1人いる。
遺伝子操作により「超人」となった者4人。ある者は記憶をなくし、ある者は世捨て人のような生活をしている。
彼らは老いない。
超人たちと悪者が戦う。
超人たちの勝利。
以上。
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超人たちはどこに。
旧ソ連が存在を抹消し、広大なロシアや旧ソ連邦諸国に散らばっている。国家的大事件に、現ロシア政府は超人たちを探し始めるが、探し方がネット検索(?)である。
・・・そして、すぐ居場所が判明する。
超人たちの能力は?
熊に変身。透明化。超高速移動。念動力。
・・・1人1能力。
国家に復讐しないヒーローたち
彼らに集合をかけ、悪の科学者と戦ってもらう。わりとあっさり過去を超える。
超人部隊は勝利。そして、それぞれの場所に帰っていく。何かあれば再集結すると約束する。
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超人があっさり見つかること。超人たちの部隊が(再)編成されるくだり。戦い、実際の戦闘シーン。どれもそれぞれぶつ切りの感じである。なんだかスーパー戦隊もののスピード感である。ラストで続編の可能性をにおわせているが、ないかな。
Movix Dayなので1,100円。☆一つ半。