全英連参加者のブログ

全英連参加者の、言葉やその他諸々についての雑感... 不定期更新です。

4月4日から10日までの検温記録

2021-04-11 20:00:00 | 全英連参加者 2021
am pm
4月4日 35.9 35.9
4月5日 35.7 36.3
4月6日 35.5 36.1
4月7日 36.3 35.8
4月8日 35.9 35.7
4月9日 36.2 35.6
4月10日 35.4 35.9

 学校で検温。


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僕は忘れないですよ。

2021-04-11 04:00:00 | 全英連参加者 2021
死者 行方
不明者
震災
関連死
岩手県 4575 1111 470
宮城県 9544 1214 929
福島県 1614 196 2320
その他 67 4 56
合 計 15800 2525 3775

 死者、行方不明者は3月10日時点、警察庁まとめ。
 震災関連死は1月末時点。(ただし岩手県は2月末、福島県は3月5日時点。)
 出典は3月11日日刊スポーツである。

 亡くなられた方の数が、異なる資料なのでまとめることにした。


 10年で考えたこと

 災害の伝承
 4月入学1年生は、2005年(平成17年)4月2日以降の生まれ。
 日本においては第二次世界大戦、特に広島長崎沖縄での出来事の伝承が難しくなっている。それでも、「先の大戦」「戦後」といえば、なんのことか、いつのことかまだ伝わる。なぜなら、1945年(昭和20年)8月15日の終戦以降、我が国が直接関与した「国権の発動たる戦争」が、かろうじて起きていないからだ。しかし震災は違う。
 このような言葉はたぶん一般化していないが、「災後」、つまり自然災害後(〇年)といういい方、くくり方が日本語にはない。大規模な震災や台風被害、その後の復旧・復興期間を「災後」と一般名詞では言い表せないのだ。もちろん「阪神・淡路大震災後〇〇年」「東日本大震災後10年」のような言い方はある。しかし戦争の「戦前・戦中・戦後」という言い方ができない。

 災前...ALWAYS
 自然災害多発国日本は、常に「災前」なのだ。そしてその「災前」は「災中」であり「災後」でもある。自然災害がたくさんありすぎて、結果として個々の災害の印象が、後からの災害のそれに上書きされ、消える、薄くなる。
 地震災害・火山災害の多い日本。例えば、富士山の噴火(宝永大噴火,ほうえいだいふんか)は、江戸時代中期の1707年(宝永4年)に発生した。以降2021年まで富士山は噴火していない。富士山は「噴火後」で「噴火前」である。資料によればこの噴火の影響で小田原藩の米の収量が元に戻るまで90年程を要したとのこと。藩主の代替わりは何度だろう。

 一生に一度きり
 答えは否である。阪神・淡路も、東日本も、それぞれは「once in a lifetime」の災害である。でも、僕は両方とも間接的に経験している。やはり取り上げ続けるべきだろう。福島第2原発の「後始末」はまだ数十年単位で続く。そう、終わらないのである。現在も(原子力)災(害の最)中なのだ。忘れることは癒やしに通じる。そのことは大事である。でも、見えないふりはできないと思う。


 4月11日、東日本大震災の発生から10年1ヶ月。警察庁緊急災害警備本部による『平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震の被害状況と警察措置』(令和3年3月10日更新、閲覧可)のデータ。

 〇亡くなられた方
  15,899人(R.2.3.10と同じ)
 〇行方不明の方
  2,526人(R.2.12.10より1名減)


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