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7月16日(日)、沖縄予選で沖縄尚学が優勝。令和5年夏の甲子園出場、一番乗りを決めた。 7月30日(日)、東東京予選で共栄学園、大阪予選で履正社が優勝、49代表が出場を決めた。 |
〇学校設置者公私区分
公立高校は9校(11)
私立高校は40校(38)
カッコ内は2022年の数字。
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公立高校は9校。県立8、市立1である。昨年は県立10、市立1。 下線は市立高校である。 |
富山商(富山),社(兵庫),市和歌山(和歌山)
鳥取商(鳥取),徳島商(徳島)
川之江(愛媛),鳥栖工(佐賀)
市立和歌山の設置者は和歌山県和歌山市である。
〇学校名に専門学科名・総合を含む高校
7校。昨年は6校。下線以外は公立高校である。
前橋商(群馬),いなべ総合学園(三重)
愛工大明電(愛知),富山商(富山)
鳥取商(鳥取),徳島商(徳島)
鳥栖工(佐賀)
学校名に工商等を含まない専門学科設置校、普通科と専門学科併置校もあるが、ここでは除外した。
愛工大明電は普通科と情報系学科の併設校である。
〇私立高校のうち、大学の付属・係属・系列校
21校。昨年は17校。同一法人の運営かどうか、関係なくまとめる。
学校名に大学名称が含まれるもの18校。
「~大学(付属・附属)」とあるもの、ないもの様々である。
北海●(南北海道,北海学園大、北海商科大)
八戸学院大光星(青森,八戸学院大)
ノースアジア大明桜●(秋田,ノースアジア大)
日大山形(山形,日本大)
土浦日大(茨城,日本大)
文星芸術大付(栃木,文星芸術大)
専大松戸(千葉,専修大)
共栄学園●(東東京,共栄大)
日大三(西東京,日本大)
慶応義塾(神奈川,慶應義塾大)
東海大甲府(山梨,東海大)
愛工大明電(愛知,愛知工業大)
大垣日大(岐阜,日本大)
星稜●(石川,金沢星稜大)
立命館宇治(京都,立命館大)
立正大淞南(島根,立正大)
九州国際大付(福岡,九州国際大)
東海大熊本星翔(熊本,東海大)
日本大学が4校。東海大学が2校である。
北海、共栄学園、星稜は「~大付」とつかない。こちらは以前調べて驚いた(北海)、大学が埼玉県にある(共栄学園)、昔は金沢経済大学(星稜)ということを記憶しているというレベル。
ノースアジア大明桜は以前は秋田経法大附属。'07年に明桜、'20年に現校名に改称。
学校名に大学名称が含まれないもの3校。
クラーク(北北海道,環太平洋大)
おかやま山陽(岡山,岡山学院大)
明豊(大分,別府大)
高校野球好きでも、調べなければまずわからない。「そうなのか」と思うレベル。
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49校の生徒数平均値は1071人。昨夏は994人。 近似値は沖縄尚学(沖縄)の1075人。中央値は日大山形(山形)の924人。 県立8校平均値679人、私立40校平均値1157人、市立1校で平均値(生徒数)747人である。 |
〇生徒数の多い学校
全校生徒数1000人以上は21校。全て私立。昨年は公立2、私立17。
埼玉県の公立高校の基準(以下同じ)では、40人✕8クラス✕3学年でこれくらいの生徒数だ。
3000人以上 1校(昨年は私立1校)
仙台育英(宮城,3225人)
昨年夏の出場時、作新学院(今大会不出場)と、仙台育英は生徒数3000人台が「いつも」の学校であると書いた。昨年の仙台育英は3996人なので、この数字には、広域通信制課程在籍生徒数は含まれていないと思われる。
在籍生徒数最大:仙台育英
2000人~2999人 2校(昨年は私立1校)
浦和学院(埼玉,2767人)
慶應(神奈川,2180人)
1000人~1999人 18校(昨年17校)
愛工大明電(愛知,1930人)
土浦日大(茨城,1788人)
北陸(福井,1658人)
星稜(石川,1634人)
九州国際大付(福岡,1624人)
履正社(大阪,1473人)
東京学館新潟(新潟,1428人)
広陵(広島,1387人)
英明(香川,1319人)
神村学園(鹿児島,1287人)
専大松戸(千葉,1286人)
東海大熊本星翔(熊本,1279人)
立命館宇治(京都,1230人)
北海(南北海道,1188人)
日大三(西東京,1139人)
沖縄尚学(沖縄,1073人)
大垣日大(岐阜,1057人)
おかやま山陽(岡山, 1015人)
〇生徒数の少ない学校
全校生徒数500人未満の学校が4校。公立1、私立3である。昨年は6校。
40人✕4クラス✕3学年でこれくらいの生徒数だ。
クラーク(北北海道,143人)
立正大湘南(島根,266人)
智弁学園(奈良,346人)
鳥取商(鳥取,452人)
これより多いのは川之江(愛媛,503人)である。
在籍生徒数最少:立正大湘南(通学制高校として)
〇生徒数の男女比率
男子が少し多い
大垣日大(岐阜)で、男子534人、女子523人。
女子が少し多い
英明(香川)で、男子640人、女子679人。
男女比差最大は慶應(神奈川)で、男子2180人、女子ゼロ。同校は男子校である。共学校では鳥栖工(佐賀)で男子639人、女子45人である。
女子比率最大は神村学園(鹿児島)で、生徒数1287人、女子1095人。85%が女子である。女子の人数で並べると、仙台育英(宮城)が女子1494人で最多。2番目が浦和学院(埼玉)1294人、神村学園は3番目だ。仙台育英、浦和学院とも46%が女子生徒である。
大垣日大は過去何度か男女比率のことを記事にしている。今年の夏もほぼほぼ同数である。
〇野球部員数など
全校生徒に占める野球部員の比率。10%以上が49校中14校。部員数が100人を超える学校は7校ある。
八戸学院大光星(青森,151人)
広陵(広島,151人)
創成館(長崎,124人)
聖光学院(岩手,116人)
花巻東(岩手,109人)
近江(滋賀,105人)
東海大甲府(山梨,101人)
部員数が少ない方は以下の通り。
英明(香川,41人)
クラーク(北北海道,42人)
宮崎学園(宮崎,42人)
大垣日大(岐阜,43人)
なお、部員数にはマネージャー、アナリスト(愛工大明電)等を含んでいる場合がある。性別が不明なので、全校生徒中男子に占める割合は出さない。
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この記事のデータ元は日刊スポーツである。学校名表記は同紙記事に準じている。
地区代表決定日の翌日と7月31日に購入。データをまとめた。
特記する。
昨年の甲子園出場校について
2022-08-06、「2022 104th 甲子園」
今春の甲子園出場校について
2023-02-05、「令和5年 春の選抜出場校」