1972年(昭和47年) 38万人、14万人、132万人、174万人
1973年(昭和48年) 39万人、15万人、133万人、167万人
左から年度、大学進学者、短期大学進学者、高校卒業生数、18歳人口である。
‘72年度は52万人が大学進学者(大学+短期大学)である。’73年は54万人が大学進学者である。
高卒の割合は前者が75%、後者が79%である。18歳人口のうち、高卒でない人が20%は確実に存在した。’22年度は64万人が大学進学者、4万人が短期大学進学者、25万人が専門学校進学者である。高校卒業生数100万人、18歳人口は112万人である。
四年制大学進学者の割合
1972年 21.6%(男33.5%/女9.3%)
1973年 23.4%(男35.6%/女10.6%)
短期大学進学者の割合
1972年 8.2%(男2.2%/女14.4%)
1973年 9.3%(男2.4%/女16.4%)
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約50年前、四年制大学と短期大学進学率は合計しても、高校卒業生の3分の1程度である。令和5年度の大学進学率は当時のおおよそ2倍。社会における四年制大学の学生の《位置・価値》が、現在の大学生とは異なることは、容易にわかること。あくまでも可能性の範囲だが、高卒者とは違う収入を得られただろう。人生も異なるものだろう。
フィクションの世界では「仮面ライダー」(1971)のヒロイン,緑川ルリ子は女子大生だった。とてもまれな存在である。
KSの50年間で、世の中はこうも変化した。
2月27日、1月に入院先の神奈川県内の病院で死亡した人物を、警視庁がKS本人と特定したと報じられた。