耳を覆いたくなる、という経験を初めてしている。
かといって、見ない訳にはいかない現実がそこにあり、そしてそれをしっかりとらえることで、初めて支援だとか、仕事上の備えだとか、生活への影響などを冷静に考えることができるのだから。
信じられないニュースが連続している。
途方もない予算を費やして築き上げ、「国費の無駄遣い」まで揶揄された津波用の防波堤はいとも簡単に突破された。
世界最高水準の原発技術も津波の前では想定外で、命をかけた戦いが展開されている。
政府首脳は無策にちかく、首相は怒鳴るしかすべがない。
児童手当、高速道路無料化など、理想に燃えた非現実的な政策は、自然の猛威の前であっけなく潰えた。
夢であったら良いのに。
きっと、日本だけではなく、世界中で多くの人がそう思っているのに違いない。
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