<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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寄る年波のせいなのか。
最近、歌の歌詞が聞き取りにくいことが多い。
何を言っているのかさっぱりわからないのだ。

明日の閉会式で終了するオリンピック。
NHKのオリンピック中継のテーマソングだという安室奈美恵の「HERO」という歌も最後までさっぱり聞き取ることができなかった。
「ひ〜〜〜〜〜〜ろ〜〜〜〜〜〜」
と言っているところは「HERO」なんだろうな、と、なんとなくわかるのだが、それ以外の歌詞の聞き取りが出来ない。
番組やネットでは「いい曲だ」というようなコメントで溢れているのだが、そんなにいい曲なのか。
好みの問題もあるのだろうが、聞き取れない曲なのでいいとも思えない。

同じ題名の曲であれば、私の世代では甲斐バンドの「HERO」か、嘉門達夫の「HERO」だ。
この2曲であれば歌詞も知っているし、聞取りは問題ないと思う。
尤も甲斐バンドの「HERO」はCMソングだったことを無視するとしてオリンピックのテーマとして使えないことはないが、嘉門達夫の「HERO」は、
「ウルトラマ〜ンは全部で8兄弟、しまいにゃ母や叔父までででてきた♪」というような歌詞なのでオリンピック向きではない。
従って新曲が必要なのであったのだろう。

この聞き取れないのはカミさんも同様で、
「なんて歌ってんやろ?」
と言っていたので、少々私よりも若い年代層でも聞き取りが難しいらしい。

そうこう思っていたら高校生の娘を塾に迎えに行って帰る途中、ラジオから流れてきた昔のフォークソング「風のささやかなこの人生」を聴いていた娘が一言、
「歌詞の聞き取れる歌って、ええなぁ~」
と呟いた。

もしかすると最近の歌は最近の若者にも聞き取れないんじゃないかと思ったりしたのであった。


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