<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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リニア新幹線の工事で大林組が不正を働いていた、というニュースが世間を騒がせている。
それほど驚くべきニュースなのかどうか大いに疑問だ。
JR東海は民間企業なんだし、それが民間の建築会社に発注する工事で何かあったとしてもそれはそれ。

どうせこんな表面に出てくるのはほんの一部に過ぎない氷山の一角。
建築業に限らず、大きなお金の動くビジネスには談合、裏金、不正取引はつきもので、多分今回は大林組が恨まれるようなことをして刺されたに違いない。

大林組を洗うと別の会社も出てくるはずで、連鎖的にもしかすると発注側のJR東海からもホコリが出てくるかも分からず、それはそれで面白いのかもしれない。

談合なり裏金なり、どうやったら商売倫理が修正されるのか。
バブルから始まる平成時代の大いなる課題だ。
とはいえ国民のコンセンサスが全く取られていないリニア新幹線。
要るかどうか極めて黒に近い灰色プロジェクト。

これをきっかけに建築工事そのものを辞めてはいかがか。


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