「全裸でゴミ出しをしている人がいる」
と住民の指摘で逮捕されたのは高知県職員。
そんなニュースが産経WEBに掲載されているのを目にして思い出したのは、10年ほど前まで通っていた英会話教室のN先生のエピソード。
ニュージーランド人のN先生は中年の優しい男性講師で、教えかたが上手くて生徒たちからの信任も厚かっ
た。
もちろん私も人生経験豊富なN先生の授業は大いにお気に入りなのであった。
この英会話学校では時々先生と生徒が一緒に1泊の研修旅行にでるイベントがあった。
私はそれには参加したことがなかったのだが、参加経験のある友人Kさんから面白いエピソードを聞いたのだった。
みんなで淡路島に行ったときのこと。
20人前後の参加者で参加の男性生徒はKさん1人だった。
必然的に宿泊はN先生とKさんの二人で1部屋と相成ったわけだが、ここで小さなハプニングが起こった。
布団を敷いてKさんはラフなジャージに着替えて布団に入ると、N先生があとからやってきて就寝の準備を始めた。
まず服を脱いで、下着になった。
そしてなんと下着を脱いで全裸になったのだという。
N先生は婚歴がなく、中年を過ぎそうになっても独身を通していた。
「もしかして」
とKさんは身構えたのだという。
当然のことであろう。
N先生は実はあっちの趣味を持っていて自分はこれから襲われるのかもしれない、と戦慄した。
で、Kさんが布団の中で硬直したまま身構えていると先生はそのまま布団に潜り込んで寝てしまった。
「いつも寝る時は全裸になって寝る習慣があったんですって」
翌日恐る恐る訊ねてみると、N先生は寝る時は見に何も纏わずに寝る習慣があったのだという。
そういう人は地震や火災のような緊急時の時に困るのではないかと思ったのだが、寝るときの格好までくだくだ言われたくないのもわかるような気がした。
高知県職員もそういう人の一人だったのかもわからない。
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