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<新・とりがら時事放談> 旅・映画・音楽・演芸・書籍・雑誌・グルメなど、エンタメに的を絞った自由奔放コラム
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「不審者は星野源さんに似ています」

と警視庁が都内で発生したわいせつ事件の犯人の人相を伝えたところ実在する固有名詞で表現するのは「人権問題だ」というものが現れ、慌てて訂正して詫びを入れた。
これって本当にいけないことなのか。
私には大いに疑問だ。

もしも、
「不審者は星野源さんです」

というと大いに問題だ。
でも似ているだけであって本人が犯人であるとは言っていない。
犯人の特徴を伝えるための最も効果的な方法である。
しかも私のようなテレビをめったに見ないようなオジサンでも星野源は知っている。
つまりそれだけ星野源は知名度が高く、誇れこそすれ傷付けられるものではない。
芸能人として「顔を指す」といって誇れることではないだろうか。

だから、

「エラの張ったウーパールーパーのような顔」

と表現するよりもよっぽど万人に記憶されやすい。
畢竟、犯罪を防止するのに役に立つのだ。

このように何が何でも個人名を出すな、意見を言うな、という最近の風潮は非常に恐ろしい傾向と言えよう。

尤も、出した名前が人気のある星野源だったからファンが怒ったのかも知れず、例えばこれが、

「不審者は池乃め○か似です」

とか、

「不審者は田代○さし似です」

とか報道されていたら問題になっていなかったかもしれない。

方やお笑い。
方や不審者の前科あり。
名前からして大いに印象が異なるからだ。

ということで人相の伝え方一つ、息苦しい左記の思いやられる世の中である。

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