ロサ・モスカータ 2012年07月14日 | バラ 生田緑地ばら苑から。 野生種の「ロサ・モスカータ」。 北アフリカ~南ヨーロッパ~中国西南部まで広範に分布。 ムスク(ジャコウ)の強い香りがあり、ムスク・ローズとも呼ばれる。 ノワゼット系やハイブリッド・ムスク系などのもととなった重要な原種のひとつ。 「庚申(コウシン)バラ」。学名はロサ・キネンシスで中国の貴州省、湖北省、四川省など中部が原産地。 野生種は一重咲きだが多くの品種改良が加えられ、四季咲き大輪系のハイブリッド・ティーなどモダンローズの確立に重要な役割を果たしている。