今日から2010年1月90日の川崎市緑化センターなどのツバキの画像です。
鉢植えで購入した「太神楽(だいかぐら)」。紅地に白斑の入る牡丹~獅子咲き、散しべの大輪。花期は10~3月。30枚を超す花弁が大小不規則に入り混じり、波動して手毬のように盛り上がって咲く。江戸期からの古典品種。
「花車(はなぐるま)」。白か極淡桃地に紅色の大小縦絞りが入る大輪で花期は11~3月。外弁はゆるやかに外曲し、内弁は雄しべの群に混じり筒状に大きく出る。紅単色の枝変わりを「源氏車」と呼ぶ。
「明石潟(あかしがた)」。桃紅色の八重、平開咲きの大~極大輪。花つきの良い品種。花も葉も肉厚で、日本産の品種の中では花が最も大きいもののひとつ。1859年の「椿伊呂波名寄色附」に載る江戸古種。三倍体品種。
「袖隠(そでかくし)」。白の八重、抱え咲き、筒しべの極大輪。海外名は「ロータス」で外国でも人気がある。
「大虹(おおにじ)」。桃紅地に雲状斑や横杢斑が入る八重、平開咲き、筒しべの極大輪。花期3~4月。埼玉産。紅一色の「明石潟」にウイルス性の白斑が入ったもので、オーロラ状の白斑模様は横杢斑と呼ばれるぼかしとなる。
「光源氏(ひかるげんじ)」。淡桃地に縦絞りと白覆輪が入る牡丹咲きの大輪。花期は3~4月。「椿伊呂波名寄色附」に載る江戸期からの古品種。多くの白覆輪品種中、最も華麗なもののひとつ。源氏と名のある花は、本来、白覆輪を指したもので、源氏の白旗を白端にかけたものという。だが、本種の名前からは源氏物語の主人公・光源氏を連想する人が多い。
1月から3・4月にかけて咲くツバキ「玉の浦」「婆の木」など14品種40枚のスライドショーです。BGMの「追憶」と「夢路より」はネットの「童謡・唱歌の世界」からお借りしました。