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賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

バラ 「アルテス75」

2008年11月15日 | バラ
前回も触れたフランシス・メイアンの後を受け継いだ奥さんのマリー・ルイーズが作出したバラを2種。

「アルテス75」は名前にあるように1975年に作出したもの。
  
白とピンクの剣弁高芯、四季咲き大輪種。強健で良い花が咲き、初心者向きということです。
  
こちらは「ローラ81」。生田緑地ばら苑のプレートにはローラ81の品種名の下に1974年作出とありました。ネットで検索すると名前のとおり1981年作出となっています。「ローラ」別名「ローラ81」というのもありましたので81年に改良されたのかも知れません。
表が鮮やかな朱橙色で裏がクリーム色。半剣弁高芯咲きの四季咲き大輪種。
昨年は日比谷公園のローラを載せていました。

バラ 「エデン・ローズ」

2008年11月14日 | バラ
生田緑地ばら苑から「ピース」関連を続けます。
  
「エデンローズ」はピースを交配親として1950年にフランシス・メイアン氏によって作出された。花弁50枚以上の大輪で強い芳香がある。
 
「コンフィダンス」もピースを交配親に1951年作出。サーモンピンクに淡い黄白色がかかる剣弁高芯咲きのハイブリッドティ。強い芳香がある。
  
フランシスが亡くなった後、事業と交雑を受け継いだマリー・ルイーズ・メイアンが1968年に作出した「コロラマ」は交配親がコンフィダンス。花弁の表が紅色、裏がクリーム色の剣弁高芯咲きハイブリッドティ。
  
「サラバンド」は1957年に作出されたフランシス・メイアン晩年の最大傑作の一つ。明るい朱色で一重咲きに近い平咲きのフロリパンダ・ローズ。  

バラ 「ピース」

2008年11月13日 | バラ
生田緑地ばら苑からモダンローズを代表する名花を。
  
「ピース」はフランスのフランシス・メイアン氏が作出。丸弁または半剣弁高芯咲き、ゴールデンイエローの四季咲き大輪。交雑親として幾多の名花を生んでいる。
 
1945年、アメリカのバラ展に新品種として出品された時「ベルリン陥落」で休戦とのニュースが入り「ピース」と名づけられたという。実際にメイアン氏が作出したのは1939年で「マダム・アントワーヌ・メイアン」として母親に捧げられたものだそうです。
  
こちらはその「ピース」の枝変わり品種。シカゴで発見されたので「シカゴ・ピース」と名づけられた。ジョンストン氏が1962年に作出。

花色は中央部がオレンジ、裏弁がクリーム色で縁どりにピンクがかったところも。四季咲き大輪で半剣弁高芯咲き。

バラ 「チャールストン」

2008年11月12日 | バラ
生田緑地ばら苑、まだ続きます。
  
「チャールストン」はフランスのメイアン氏が1963年に作出。
  
中輪四季咲きのフロリパンダ・ローズで微かな香りがある。
  
花形は半剣弁高芯咲き。丈夫で育て易い多花性種。
  
咲き始めは黄色に赤みが入り、陽を受けると黄の部分が次第に赤みを増してサーモンピンクから紅色化していきます。

こちらの「マスケラード」は1949年にアメリカのバーナー氏が作出。黄色から赤へと花色が変化するバラの最初の品種とされていて「チャールストン」の交配親になりました。

バラ 「ショッキング・ブルー」

2008年11月11日 | バラ
引き続き生田緑地ばら苑からドイツのバラを。
  
「ロクレア」はタンタウが1975年に作出した四季咲き大輪種。
  
「エルフ」は1951年にタンタウが作出。こちらは四季咲き中輪のフロリバンダ・ローズ。

コルデスが1979年に作出した「レディ・ローズ」。朱色が鮮やかな大輪のハイブリッドティー・ローズ。
  
同じくコルデスによる「ショッキング・ブルー 」。1974年に作出した四季咲き中輪のフロリバンダ・ローズ。生田緑地ばら苑では同じ紫色で株数が圧倒的に多い「マダム・ビオレ」と同じ区画のため、存在感がやや希薄です。
私にとって「ショッキング・ブルー」といえば「ヴィーナス」や「悲しき鉄道員」の方なんですが…。

バラ 「ケーニギン・ベアトリクス」

2008年11月10日 | バラ
今回も生田緑地ばら苑からドイツのコルデス氏作出のものを。
  
「ケーニギン・ベアトリクス」は1983年に作出、オランダのベアトリクス女王に捧げられたもの。
  
1981年作出の「エスメラルダ」はピンク色が鮮やかな花。

1962年に作出した「イサベル・デ・オルテイツ」。先のエスメラルダと同じピンクですが、こちらは裏が白い品種のようです。

バラ 「ウィミィ」

2008年11月09日 | バラ
今回も生田緑地ばら苑から。

「ウィミィ」は1983年にドイツのタンタウ氏が作出した大輪種。
  
ピンクとクリーム色が優しい感じを与えてくれるきれいな花です。

「オジリア」はドイツのコルデス氏が1978年に作出したもののようです。
 
表の深紅と裏の白色がお互いを引き立てています。

バラ 「フラミンゴ」

2008年11月08日 | バラ
秋に公開された生田緑地ばら苑から。

10月25日、花数の多かったのが「フラミンゴ」
  
「フラミンゴ」は1979年にドイツのコルデス氏が作出した四季咲きの大輪種。

「チェリーブランディー」は1965年にタンタウ氏が作出しました。
  
これもタンタウ氏が1973年に作出した「メリナ」。
  
濃い黄色が鮮やかな「ランドラ」もタンタウ氏によって1970年に作出されたもの。



ヤマガラ

2008年11月07日 | 野鳥
  
シジュウカラとヤマガラ。2羽ともすぐ飛び立ちましたが、ヤマガラがまもなく戻ってきました。

何回か石の上をつついて、えさをくわえたところで、ハイッ!ポ~ズ。
  
向きを変え、こちらの姿もハイッ!どうぞ。 食卓の枝に移動して、イッタダキマ~ス!

コゲラ

2008年11月06日 | 野鳥
ジョウビタキくんと思いがけずに遭遇したことで、あらためて木立を注視してみると
  
幹をつつきながら移動していたのは、これも久しぶりのコゲラ。

見慣れたせいかカメラを向けることも少ないシジュウカラも、今日は何だか新鮮で…。

シジュウカラにしては尾が短いかなと思ってカシャッ。
   
ヒョイッと移って枝にぶら下がり、顔見世してくれたのはメジロでした。


ジョウビタキくん、おかえり!

2008年11月05日 | 野鳥
5カ月近く楽しませてくれた町田ダリア園と、3週間ほど開苑していた秋の生田緑地ばら苑が11月3日、薬師池公園の萬葉草花苑も10月末日で公開終了しました
  
ちょっと気が抜けそうな思いでいたところへヒョッコリ現れたのがジョウビタキ♂。
  
縄張りを宣言して界隈を見張るのに都合がいいんでしょうか、このアンテナがお気に入りのようでした。
  
このジョウビタキくんがやってきたのは沿海州からでしょうか、それとも中国東北部ですかね。冬の気配を一気に感じてしまいました。

みちのくの小京都 角館

2008年11月04日 | 
10月21日、角館の武家屋敷通り。紅葉には早かったですが色づき始めたところを集めてみました。
  
ここは公開していないお宅だと思いますが、門が開いていたので撮らせていただきました。
手入れされた植栽の赤・黄・緑が、白壁・黒塗りの家の前で映えています。
 
お店屋さんの前も赤く染まりはじめています。
少し先の武家屋敷(岩橋家)では、家の四方でガイドさん(歴史案内人というらしい)がそれぞれ10人ぐらいのグループに説明しており、門の外でも順番待ちしていました。
  
樺細工伝承館前で待機していた人力車。武家屋敷半周(15分)などのコースがあるそうです。
   
11月初めの3連休が紅葉と人出のピークだったんでしょうね。


秋田県大潟村 生態系公園

2008年11月03日 | 
10月19日の秋田県大潟村にある生態系公園から。
   
ここは秋田の代表的な自然植生を凝縮して再現した公園で、ケヤキ・ブナ・スギなどの林に囲まれて小池や小川を配し、自然観察や体験学習などにも利用されるそうです。野外公園の木の葉はようやく色づいてきたところでした。
  
ここには鑑賞温室もあって、熱帯系植物や秋田県を北限とする植物の仲間も展示しています。

ベニヒモノキは西インド諸島原産で、紅色の花序が垂れ下がる
熱帯花木を代表するもののひとつ。

メキシコ原産のブラッシアは花の形から別名が
「スパイダーオーキッド(蜘蛛のラン)」。
 
和名の「トケイソウ(時計草)」は3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見えることから。また、英名の「Passion Flower」は、キリストの受難(the Passion)に由来するのだそうです。
いろいろな花があって、無料というのが何ともうれしい温室でした。

ダリア 「愛の園」

2008年11月02日 | ダリア
秋田国際ダリア園の2008年の新品種は今回の大輪(花径が平均24cm前後)4種と超巨大輪(花径が30cm以上)でおしまいです。
  
「湖面の月」はインフォーマルデコラ咲きの大輪花。名前どおりの花姿です。
  
「愛の園」もインフォーマルデコラ咲き。ピンクに黄色がのった大輪で、カタログによれば華麗さと豪華さを併せ持つ自慢の秀作とのこと。
ゆかた姿    キャプテン
「ゆかた姿」はフォーマルデコラ咲き。ピンクの整った花弁が美しい大輪。町田ダリア園のほうでも紹介済みです。
「キャプテン」はセミカクタス咲きの大輪。薄いオレンジ色の地に花芯が黄色。花期が終わりに近かったのか、傷み始めた花が目に付きました。
   
「大銀河」もセミカクタス咲きで、こちらは超巨大輪。花首強靱で風雨にも動じないとの評。これも傷みが見えています。

ダリア 「喜びの詩」

2008年11月01日 | ダリア
秋田国際ダリア園から2008年の新品種を続けます。今回は花径が平均21cm前後の中大輪を5種。
  
「ブガブカ」は セミカクタス咲き。参照しているAGSさんのページでは、赤と黄の濃密な色彩が素晴らしいとありますし写真も濃い色ですが、私が撮ったのはまだ薄いようです。このあと変わっていくのかと思います。
ブガブカの意味が分からないのでネットで検索したら、衣類や靴などの着用、水を飲む、ラッパを吹くなど、ブカブカと同じ意味で使っているブログが100件ほどヒットしました。
海蛍  面影  新雪
「海蛍」はフォーマルデコラ咲き。これももう少し濃い黄色になる花のようです。
「面影」は青紫と白の優しい色合いをしたインフォーマルデコラ咲き。
水蓮咲きの「新雪」は白地に底が黄色の気品のある花。
   
「喜びの詩」は赤紫と白の鮮やかな水蓮咲き。この日(10月20日)の秋田国際ダリア園で、ひと際目立っていたうちの一種です。