これから日本で起こること 社会の格差はますます拡大しアメリカ型経済社会に移行していく???
これから日本で起こること 雇用・賃金・消費はどうなるか?中原圭介著 東洋経済新報社 1500円+税アベノミクス、リフレ派、経済学者を思いっきり叩いた一冊。マスコ...
少子高齢化、格差社会、経済減速化、時代の閉塞感・・・ニッポンに斜陽の兆しが出始めています。
今からの日本・・・どうなるのでしょうか?
ポジィティブな予測、ノーマルな予測、ネガティブな予測・・・。
今の時代では、ネガティブな予測の方に傾きがちです・・・寂しいけれども・・・。
これからの10年。
少子高齢化の影響がジワジワと出始め、労働力不足が社会問題化し始めます。
ファストフードやサービス業では、アジアの人たちが店頭に立ち始め、カタコトの日本語でのやり取りとなります。
街を歩いても、電車に乗っても、足元が心もとない老人たちが目立ち始めます。
老人ホームや社会福祉施設も満杯になり、行列、キャンセル待ちの状態が常態に。
子どもたちは、塾通いやゲーム、ネットで部屋ごもり・・・子供たちの姿が街の中で見られなくなります。
生活は、コンビニエンスストア、職場、自宅のトライアングルの中。
ちょっと暗~い社会になってくるように思います。
中原圭介さんが予測する日本。
それは、多くの部分で「当たり」だと思います。
1. 実質賃金は下がる可能性が高い。
2. 格差が拡大する可能性が高い。
3. 輸出は思うようには増えない。
でも、そこには、問題意識を持った若者たちが抜けていると思います。
ソーシャルな問題意識、課題を持った若者たち・・・。
大人たちは、すべて先送り・・・。
根本的な課題、宿題は、見ないふり・・・。
でも、小職としては、可能な限り、ソーシャルな仕事を進めていこうと思います。
新しい資本主義のカタチを創るために・・・。
かなり厳しい状況ですが、
問題意識を持つ若者たちが、日本を再生させてくれる契機を造ると信じています。
オヤジ世代として、
決して、じゃまをせず、可能な限りバックアップしていきたいと思います。