萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山岳点景:雲海航路

2016-10-17 22:16:30 | 写真:山岳点景
雲河の岸辺より 



山岳点景:雲海航路

雲海ながれる十月の空、標高1,955メートルの雲波はるかな島は奥秩父山塊。



太陽の角度すこし変わると山は色彩を変えます。



山頂の足下はるかな平地は雲の影、けれど頭上は高らかな秋の青。


撮影地:入笠山から望む八ヶ岳と奥秩父山塊@山梨県2014.10

雨の一日だったので気分転換、秋晴×雲海のコラボ写真で、笑
思い切って挑戦!! 6ブログトーナメント

入笠山は初心者ハイキングレベルとよく書かれています、が、360度パノラマ山頂は風×低温にさらされます。
また登山道が北斜面にあるため日没・気温低下のスピードが速いです。

①登山道は北斜面=日照時間が短い=気温が低い。
②山頂360度ぐるり風吹きさらし・退避場所もなし。
③ゴンドラで標高1800付近まで気軽に来られる=装備ナシの散歩延長者が山頂までつい登ってしまう。

というルートなので装備不足ハイカーが山頂でフラフラしていたりします。
自分が登った時もビーチサンダル家族の小学生が脱水症状になっていました、ので、

④絶対に「簡単なコースですよ」「あとちょっとです」は言わない、「○○が危険なので気を付けて」と注意喚起すること。

コレを真に受けて初心者&登山装備も体力も足りない人が登って遭難します。
励ますツモリの気軽な台詞、でもコレが不用意遭難を多発させる原因です。

○入笠湿原やマナスル山荘前の花畑まではハイキングキブンでも行けます、その先の御所平峠からは登山装備が必要です。
○水・雨具+防寒具・ヘッドライトはハイキングでも必須、特に水+塩分はこまめに摂らないと脱水症状・低体温症などキケン。
○秋は日没びっくりするほど早い×速いです、遅くとも15時には下山完了しないと転倒・道迷い遭難になります。
○特に入笠山の登山道は北斜面なため日没も気温低下もびっくりするほど速いです、装備ナシ・午後入山は絶対NG。

山は装備+技術知識×体調管理きっちりで・その先に見る広い空は爽快ホント気持ちいいです、笑

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