よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

ガイアへ・・・

2007年03月10日 | Weblog
(写真左端:エコロジーショップGAIA社長清水氏
その右隣は長野の有機農家 萩原氏)


金、土と東京へ。
県外販売特約店「エコロジーショップGAIA」でのイベントへ。
古本カフェをオープンするにあたり、連日各界の著名人が登場
し「私が影響を受けた5冊」と題し講演。

先日、よっちゃんなんばんプロデューサー魚柄仁之助さんの縁で
知り合った長野の有機農家、萩原さんが登場すると聞き、
そんな時に社長の清水さんから「魚柄さんも交えて夜に呑む
予定だから、来なよ!」とお誘いを受けたもんで、急遽上京を
決めた。

昼過ぎに東京へ着き、せっかくなのでどっか見よう!とカミさんと
検討の結果、時間も無いので遊びは次回に回し合羽橋道具街へ。

とってもでかいコックが目印の道路両側数キロにわたって
厨房用品やらのれん、什器に看板等々、色んな店が軒を連ねて
並んでいる。
初めは一つ一つ真面目に見ていたが、時間も無くなってしまい、
途中でUターン。
結局買ったのは加工場で使う道具数店、湯のみと急須。
今度はゆっくりと見たいものだ。。


で、一路地下鉄でお茶の水へ向かう。
日比谷線のある駅で、キオスクぐらいの直売ショップが。

結構流行っていた。



いよいよ現場へ到着し、カフェに行ってみると、凄い人数

9坪程のところにぎっしり40人程。
電話では話したが、初対面の萩原さんにご挨拶し
たところで早速講演開始。

8年程前に営業職から脱サラし、埼玉の有機農家に一年
居候して学んだあと、現在の長野県佐久郡にて家族4人
有機農業をやってるとの事。畑の面積なんと三町歩!(9000坪!)
子供が出来てからは早朝から夜まで、畑に弁当持って
仕事してるそうで、しかも有機でその面積をこなして
・・・と、年は一つしか違わないのに、ホントに頭が
下がる想いで聞いていた。
今は市場出荷はせず、GAIAのような店の他、料理店に
卸したり定期的に野菜セットを配達するお客さんも大分
いるようで、大したモンだ!!

これからは加工の方にも手をつけてみたいらしく、その
辺の野望もちらほら。
中々会えないけれど色んな意味で良いライバルになれた
らいい(俺が追いつかないと!)とまたもや強烈な刺激
を頂いた。



そして夜(といっても11時近く)から近くのGAIA寮の一室
にて懇親会。カフェのお客さんも入れ替わり立ち代わり出入
し、一時は6畳に15人がごったがえず位に賑わった。

テーブルには本日は裏方に回って魚柄先生が準備してくれた
魚料理が並び、自然と方々で話が弾んでいた。

最近は「農」というものに多くの人が感心があるようで、
先のカフェでの萩原さんの講演にもそんな人が沢山いたと
思う。
飲み会の際にそんな中の数人と話をしたが、どうも「違う」
という感覚が。理屈からばかり入っている為か、頭でっかち
な印象ばかり残った気がする。
「農家=有機無農薬」というものありきで、それ以外は許せ
ない!という前提で、いつか農に関わりたい、なんて思って
いる人が、以外にというか、やはりというか多いと感じた。

農は特別なワケではなく、そこにあるリアリティに触れてい
ない頭でっかちさは、語弊があるかも知れないが都会ならでは
かとも思う。そんな人達と、ある意味では共感する面白さを
味わえる時間だった。かつての自分もそうだったから。
けれど一歩中に踏み出さないと、何事もわからないと思う。
今の自分がそうだから。
知識と想像だけでは分からない大変さ、裏を返せば面白さが。

んでも、これをキッカケにもっともっと農家に興味が集まれば
いいな~。



・・・と、深夜3時までダラダラと飲み会は続き、一人減り
二人減り、ついに寝入ったまではいいが、今朝は二日酔いで
とってもしんどかった(;д;)


やっぱり長文になると、自分の筆力の無さを痛感してしまう。
         σ(TεT;)