クリチのアニキが出張ねのキッチン!と聞き、食いたくなって登米へ行ってきました。
いつもは女性二人でカフェを営業してる場所で、雰囲気もあってよかった。
パスタはこっそり大盛りにしてもらって堪能!うまがったっす!
いっきに20人弱スタートで大変だったでしょうが、待ってる方はそんなに遅い感無かった。
のに流石はカンペキストのアニキ!
食事が終わる頃は反省しまくりでした~。
さすがは長く料理をしてるだけあって、盛り付けまで美しい。
これはウチにはない要素。逆にやってないと身につかない部分ですばらしいと思いましたねー。
柴田が終わる前にもっかい食べに行きたい!
ごちそうさまでした。
そしてなんといっても今日いちばんのニュースはこれでしょ!
今回の日本シリーズは楽天、というのを抜きにしてもすばらしいゲームの連続。
久しぶりにプロ野球じっくり観ました。
一戦毎に戦況が変わり「仙一って”仙台が日本一”だから大丈夫」というラジオのうまい話にも安心できずハラハラ。
なんだかちいっちゃい頃に夢中で見ていた気持ちが蘇りました。
私は物心ついた時から生粋の阪神ファンで、最初の図画が小学二年「田渕がホームラン打つ瞬間」。
これまでの一番は忘れもしない85年、巨人槇原をバース・掛布・岡田の三連発からの優勝!!でした。。。。
今回もしょ~~~~~じき「阪神 対 楽天」じゃないしなぁ~~と、ちょ~~~~~っぴり思いつつ見始めました。
けど、地元にプロの野球チームがあって、そこが日本一になる!ってまったく別格!の感動の嵐でした。
昨夜のラスト、田中登場で家族三人「うぉ~~!」とうなり、試合終了の瞬間は拍手喝采!
銀次と星野さんのツーショットに各自こっそりと涙を拭き、振り返った第五戦の藤田の交代にティッシュ一枚追加・・。
んなことなかったすもの・・・。
固い表現するんなら、やっぱり人のチカラはすごいって思いました。
嶋の震災後の言葉「我々も”底力”で頑張るから、共にがんばりましょー!」。。。。
まさにそれを体現しちゃったんだもの、感動です!
プロって商業に寄っちゃうと途端に冷めるじゃないですか!?
そんな意味でもジャイアンツを、このタイミングで、あの全員野球で必死に倒して日本一!はすばらしい。
それで、今日は朝イチ納品帰りにコンビニへ一直線!
財布をあけたら5千円! 全部使って新聞買い占めてきました! ま、買えるだけですが(笑)。
そしてカミさんに土下座して作ってもらった第一号。
おんなじ地元で東北応援している人、刺激受けた人いっぱい居ると思います!「おれもやんなきゃ!」と。
例にもれず私も思いました。
だから一歩。
今週末に河北新報・本社屋でのイベント「NEWS CAFE」があり、よっちゃん農場、海の手山の手ネットワークで出展します。
そこで、海山として活動報告や作品展示、ワークショップやります。
「手仕事で経済復興」を掲げ、山の内陸の我々と、沿岸仮設の海の手と、二年半新聞バックを中心にやってきました。
そして四万十との共同「東北しんぶんBAGプロジェクト」は来年ニューヨークでコンクールを開きたい!と大まじめに妄想しています。
その発信の舞台を週末河北新報に作っていただきました。
被災地で手に入るもので、、と初めは河北から始まり、
現地の新聞、日本の新聞は生々しすぎるから、と仕事が収入につながらずに外語新聞を扱い始めました。
そして第三ステージ。
東北しんぶんBAGプロジェクトを世界へ、と膨らんだ時、
「手仕事新聞バックを仕事にする”被災者”から、日本を伝える手わざを持った”インストラクター”になれるか!」
と、会議をしている場の空気が一変しました!
ならば、やっぱり日本の今を記録する地元の新聞を使い、新聞バックにすることで記憶に込められる。
優勝! といえば、記念セール! が定番です。
が!そこは海山流!
新聞バックは当事者が自分の感動を行動(折る)で形にして深め、
またそれが被災から始まったマイナスを盛り返す地元貢献にもなる。しかもオモシロイ!
通常の優勝だー!とは一線かす。
梅原さんの「日本の風景を遺す」デザインではないけれど、
これから、東北から日本、日本から世界へと拡がる海山活動にとって、いち地元と
しての底力、それを記録する新聞社とともに、東北の記憶、記録を発信していく。
回り回って原点へ。
今日ほど今の状況、情報が躍動した日はなかったんじゃないかな。
楽天優勝!に感じた皆さんにぜひともお手持ちの複数枚の記念紙を持ち寄って頂き(ここ大事!)、
思いを込めて新聞バックにしあげて、来る優勝パレードでひらひらさせてみせびらかしちゃいましょう\(^o^)/
これぞオンリーワン!