よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

炭窯。

2018年03月20日 | 農家ブランド


「無いよ!」と連絡頂いて納品に行った鳴子・湯元吉祥。

顧問をされてるSさん。先日別の場所でお会いし、これから今年はタケノコが、、という話をしていたら、

「私のうちにも竹林が少しあってね、昔岩出山の人に炭にしてもらって今でも飾ってあるんだよ」

と。どこの人に? という話をしていたら、なんと炭焼いたのは私だった。。。というオチ。

15年くらい前で年齢を重ねられて見た目でわからなかったのと、地元資本のホテルではないので、

てっきり顧問として赴任し地元の鳴子へ戻られたのかと思い込んでました。

何より当時は炭焼きに熱中していたものの、生活するのにいっぱいいっぱいで記憶しかない。




今日も「また炭やったらいいじゃない。炭も木酢液もとてもいいんだから〜」と熱心に勧めてくださいました。

こっちに農業やろうと戻って最初にやったのは炭焼き。

当時はブームだったのもあるけれど、面白くてとにかく夢中でやっていた。

ようやく自分でも出来に満足出来るレベルになってきたところ、栗原地震で一度壊れ、

清水さん率いるGAIAの皆さんやお客さんとワークショップで修復したものの、

東日本大震災で屋根が丸ごと落ちてしまい、それ以来手をつけていない。

このとこ竹の間伐材とかの話の流れでやっぱり炭炭言われます。




どこの地域にもあるのでしょうが、うちの地域でも炭焼きが盛んで裏山には沢山の窯跡があります。

昔は材料の木がたくさんある場所に窯を築き、周りの木材を焼き尽くしたらまた移動して窯を築くというやり方。

昨日サムと散歩していたら多分裏山で一番大きい窯跡を見つけた。これはきっと移動式ではなく本格的な窯跡。



また焼きたい、とは思うけれど、まずは今よりひと回り小さいサイズにしないととても手が回らない。



そんなことを考えていたら、今年2本目の新ものタケノコをゲット。

今年は何か前進することを考えたい。