よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

今年のなんばん種まき。

2018年04月14日 | 農家の風景。



筍おふかし道の駅初出荷。今年はよっちゃん農場史上最速のたけのこ。

家でもおふかし、そしてようやく育ってきた親父の露地春セリと味噌汁で楽しみました。最高。

今日は寒く、昼にサラッと山を歩いてきましたが3本のみ。残念。



昨日採ってきた葉わさびも美味い。根もかなりの太さですりおろして混ぜたらツーンと鼻に抜ける辛味がたまらない。



重なるもので、ここ最近断捨離でいろいろ片付けものを引き取ってもらってるリサイクル屋さんから

初もののコゴミを頂いてマヨっちゃん(マヨネーズとよっちゃんなんばん)でムシャムシャ。

あまり好きではない山菜だけど今年はなんだか美味しく感じる。


山菜を楽しむ季節。

筍販売したりするときによく「苦くないの?」と言われるけれど、そのアク、苦味を適度に愉しむのも春。

この辺でも「春は苦味を盛れ」とおじいちゃんおばあちゃんが言うけれど、寒い冬の間に身体に溜まった毒素を

抜くデトックス効果が山菜なんだぞ、とちっちゃい頃から聞かされてきた。

熊も冬眠から覚めて初めに口にするのが苦い「ふきのうとう」らしい。理屈でないのかもしれない。

うちも筍水煮販売の時はアク抜きすぎてボヤッとした味になんないように気をつけています。

特に根っこの煮物は旨味も抜けてしまうのでもったいない。





今日は「一粒万倍日だよ。種まきだよ。」というカミさんの号令に従いハウスで種まき。



寒いからか天井にメケが顔を出しびっくり。


なんばん(とうがらし)も量使うもの主力品種は間違いないように仲間の苗専門農家にお願いしてますが、

毎年いろんな品種を試すのでそれは自分で苗を作っています。



今年もなんばんはトータル10種弱になる予定。

いつもたねの森から種とり出来るタネを買います。

昨年、カイエンペッパーの苗に混ざって恐ろしく辛い見たことないなんばんが出てきたので今年増やそうとタネを採った。

名前が不明なので「鬼辛」と命名。とにかくすこぶる辛い。

もう一個、辛いけれど形がインゲン豆みたいなカワイイのがあったのでこっちも「豆辛」と命名して播種。

今年は生売りようにと甘味種のピーマンも色々と植えます。


こっからが1年早いんだなー。