よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

第三回ほっかぶり市開催っ!!

2013年01月26日 | 農家ブランド



初回は嵐。2回目は雨。3回目の今回は大雪!

それでも元気に開催!充実した一日でした。






今日の看板は我ら世代にとっても大事な妹分、直子ちゃんのベリージャムの試食会!

ミニ七輪でカリッと焼いたパンに塗っての粋な試食を行いました。

ラベルは時間が間に合わず、当日に一枚一枚手書き!センスがある。想いもこもっています!




(朝イチ。開店前にはほっかぶりオープンに力を貸していただいた畠山さんご一行)

「今日はさすがにヒマかなぁ・・・お茶飲みタイムが長いかも。」

と思っていたのですが、なんのなんの!

悪天候の中、沢山の来場者があり盛り上がりました!




一個ずつ買える、リーダーUGの地卵販売!



酒まんじゅう×佐藤農場の新まんじゅうも登場!セクシー系の商品ですね(笑)



ヨシノリくんはほっか(ぶ)り温まる特製「かぼちゃスープ」。 ミキサーにかけた米入りで腹持ちも抜群でした!




んで私は、いつもの商品に加え、悩んだ末に「Y(よっちゃん)・Y(焼き)・T(鳥)(お米クリエイターY貴くん命名)を!

F・Bで投票頂き、こっちを選択!毎回ナニか一種類やっていきます!

炭火だったので、店内けむりモクモクにしちゃいました。H山さんゴメンナサイ!



んで本日来場頂いた知り合いに消しゴムはんこ名人・Sさん。

お客さんとして来場頂いたのですが、せっかくなので・・・といろいろとお願いしちゃいました。



ほっかぶり印! パパっと速い!見事な手さばきであっという間にできちゃいました。

そして、、、



とある構想をリーダーが思いつき、似顔絵を。

今日は私らとリーダーが頼みました。

どうですか!?(笑) けっこういい感じかと!

ちなみにカミさん「ほっ!」って言ってます。。。


消しゴムはんこは面白い。私も流派はオカザワ派ですが(笑)、もっと精進致します!





告知不足だったのですが、ほっかぶり応援隊の沢山の仲間の方々、

湯治帰りの県庁の星・Y田さんご夫婦、

また今後の連携が楽しみな鳴子の某ホテルのご夫婦、

ほっかぶりGIFTなんて話も出たなぁ~!

色んな話が盛り沢山で、あっというまの時間でした。


ほんとにたくさんご来場頂きありがとうございました!


来月は16日。

まだまだ走りだしたヒヨッコですが、今は「継続第一」に続けます!



なんてったって選手宣誓してますからね~。
http://www.youtube.com/watch?v=gd3UUyITiMU



厄を祓う。宮司さんとの話。

2013年01月25日 | 休息・・


厄年につき、同じ地区の八幡神社にて厄祓いをして頂きました。


還暦を迎えた宮司のKさん、農業でもけっこうな面積の田んぼをもち、地域づくりでも熱心な方。


お祓いよりも話が弾んでしまい2時間。

今年は伊勢神宮遷宮の年、という話題に。

20年に一度すべての建物が建て替えられる、それはなぜか? 

 建物が日本伝統の建築方法である「掘っ建て式」だから。

 
 今も年末になると宮司さんが御札をもって各戸をまわる。それが基礎財源。

 それは伊勢神宮の収入源のひとつだった。

色々諸説はあるだろうけれど、と、先日のある集会でそんな事が話題になり、

「何百億もかかる事、歴史もわかるけれど、このご時世そこまでのことが必要か? もっとお金がかからない方法でいいのでは?」

という議論が起こったらしい。


 宮司さんの思い。

 「20年に一度というのには諸説あるけれど、しっくりくるのは日本伝統の”仕切り直し”の意味合いではないかと思う。

  みんなが一年という区切りで大掃除をし、正月飾りをつけ、一年という節目を大切に、

  ”今年も一年やるぞ!”と仕切りなおす。
  
 今よりもっとお伊勢さまの影響が大きかった世の中。年越し、祭りも同じような意味合いがあり、

 地域を超えて、日本全体でのそういった”仕切りなおす”という文化。その象徴が20年に一度の遷宮ではないかなぁど思う。

 だがら、遷宮に金がかかっから止めようというのは、また日本の大事な文化が消えてしまう気がするなぁ」



その裏側を聞くと、

我々世代にかぎらず、何となく閉塞感がある世の中。

あたまがパンパンになるほどに情報化が進み、頭のなかは世界が拡がった気がするが、根っこがない。

昔が良かった、とは云わないけれど、地域や家々でのしきたりなどの重みはシガラミでもあった一方、

日本人だから、という何がしかの基準でもあった気がするという。

今は例えばTPPとかがイイワルイは別にして、そういう毅然とした態度があって参加不参加ではなく、

蔓延する閉塞感がごまかされてるだけな気がするなぁなんて話にはなんか、納得。


で、なんでそうなっちゃったと思います? と尋ねると、


「戦争に負けだがらだべなあ・・・」


重い一言でした。





まんず、厄は祓った。これで何となく気が晴れるのも事実。

仕切りなおしていこー!










 

JICEキズナ強化プロジェクト参戦!

2013年01月24日 | 復興プロジェクト

大崎観光公社Hさんに企画頂き、再び鳴子にて海の手山の手が新聞バッグの話&制作体験。






今回も大人数! 台湾の大学生106人! 

最近インストラクターになった方々にもお手伝いを頂き、総勢8人で行きました。

まずは私が成り立ちと概要、そして新聞バックに感じてきたコトをお話。

何度やっても、というか今回2回めでしたが通訳を付けて頂いての話というのは難しい。。。

通訳してもらってる間に緊張もあって、次コレを・・・というのがトンデしまう。

要点のみの話になりましたが、伝わったのではないかと思います。

訳してくれた台湾の陳さん、とても楽しい方で楽しかった。

始めは「支援」という気持ちが濃かった新聞バック。

今では山の手と海の手が一緒につくり上げる活動に進化しています。

またそのメンバーの繋がりにより、ホントに「異業種」な縁がベースの人を土台に広がっています。

新聞バックも、最初は「今ある材料、場所で出来るモノを」と始まったけれど、

2年弱の間に感じたものは経済の浮き沈みには左右されにくい、

人の体温、工夫、思い、知恵・・・そんな、根本的普遍性を内包してる。同時に大きな「可能性」も。
















後半はグランプリインストラクターのK條さんに説明してもらいながら、バック製作体験。

材料は学生が持ってきてくれた台湾の新聞。

写真が多くてカラフルなのに驚きました。バックの材料としては最高です。


ここからはインストラクターみんなで各テーブルを周りながら折り方指導。

身振り手振り交えながら楽しくやりました。 台湾でも折り紙的なものはあるらしく「ちっちゃい頃はやったよね」なんて話も出ました。

引率の先生は「台湾で大人気のこの女優さんをバシッと表に出したいんだよぉ~!」と一生懸命。。。

そんな折上がってバックは海山にプレゼントされ、

今回メンバーもちっこSさんのアメリカンな従兄弟が海山の説明を英訳してくれて、

こちらからはそれを海山バックと一緒にプレゼントに。色んなご協力があっての発信態勢!


最後に出来たバックを掲げて記念写真を撮ったり、最後には代表の学生さんから日本語でお礼のご挨拶まで頂いて感動。

中に「一期一会」という言葉が入っていたのに驚き。

海の手山の手もまさに一期一会の出会い、縁を頂いて継続してきました。


台湾は今度の震災でたくさんの応援を頂いたところ、直に接してみて少しだけれど、

そんな国民性が垣間見れた嬉しい時間となりました。



参加のみなさまありがとうございました!

そして御縁を頂いた大崎観光公社Hさんを始め、関係者のみなさまありがとうございました!


事件!

2013年01月23日 | 自営業

カミさんと加工場で仕事。

途中、私が発送伝票の準備してると
カミさん慌ててやってきて、

「大変だ!消火器吹いた!」

行ってみると幸い奥の厨房ではなく、

手前の包装部屋だったが一面消火器の粉が( ̄◇ ̄;)!

シュー!と音がしてカミさん外に出したから酷くはなかったけども、

なんとも不思議。

安全ピンすら外れてないし、何よりまだ新しいのに・・・。

締め切り荷物イッパイでテンパってたのに、憤慨しつつ掃除。

これがまた大変で、特殊な粉らしく掃除機で吸ってもすぐフィルターが目詰まりして一苦労!

あまりに憤慨してたので写真ないのが残念!


・・・これも厄年だからか?


話し合い。

2013年01月22日 | 農家ブランド



昼近く、週末キッチンでノリにノリノリのねの吉星野さん・ユキちゃん来訪。

久々にお会いして元気を頂く。

星野さんの発想に大いに笑わせてもらいました。

そんな頭ン中の遊び心、吸収して出力していこー!

といっても私に用事があったわけではなく、

今岩出山で一番ノリにノリノリの直子ちゃんに話を伺いに。

作り手同士の情報交換。




午後は道の駅出荷組合の部会。

締めの総会を控えて。

組合のメンバーからは色々と厳しい声も頂いたし、それをちゃんと形にしていこう。

それを託され役員継続の承認を頂きました。


地域のいち生産者として、その代表的施設である道の駅をいかにもり立てていくか、

何が出来るのか、会社とどう切り分け役割分担して形にしていくのか。まずは見なおしと共通認識の確認。

それが大きな任務。

今の状況、事業をちゃんと回していく力がある会社があって、生産者として力のあるひとはたくさんいる。素材はそろい恵まれている。

だからこそ、もう一歩!!!!!  噛み合っているようで噛み合ってないところがもったいない。

私ら世代から見ると、

「もったいねー!なんでもっと攻めないの!」

という歯がゆさもある。今しか出来ない、今ならリスクが最小限なのに、と。

これは感覚的なものかもしれないけれど、感じているものは新しいもの、突飛なこと、では決してない。

確立の為の最後の覚悟の問題。



そんなスゲー道の駅!にするために、やれることをやる。役員として。

出来ないなら、ここで意味がないのですっぱり身を引きます。

時間がもったいない。


場は、他にいくらでもあるから。