真 善 美

こんにちは。

朝から雪です。

書き入れ時の祝日ですが、この雪だからか、ご来客がありませぬよ。

商売には残念なことですが、晴れもあれば雨もあり雪もあるのだ。

それでええのだ。

こんな日に｢豊坂屋へ振袖を見に行こう｣と思っていただいたものの、車がスリップして、どこかにぶつかりでもしたら、あたしは申し訳が立ちませぬ。

こんな雪の日は、どうぞ穏やかにお過ごしくださいませ。


・・・と思っていましたら、そうとは言っていられない方がやってきました。

郵便配達のお兄さん。

この雪の中を、ご苦労様でした。

小包を持ってきてくださいましたその方にお礼を言って、受け取ってみましたら、それはそれは素晴らしい贈り物だったのです。

昨日の花束に続き、あたしにはかけがえのない方からの贈り物でありました。

うれしいじょ～

箱の中には、素敵なものがいっぱい詰められておりました。

・・・

もしも、あたしという人間に価値があるとすれば、なんだろう？

それは、あたしにはわかるはずもなく、たぶん、あたし以外の誰かにしかわからないものだと思います。

そして、その誰かが、「あなたの存在には、意味がありますよ」と感じてくれた時、初めてあたしの魂は昇華するかもしれないと、今日の贈り物をいただいて思いました。

正しいとか違うとか、そういうものを超えた言葉に出来ぬ存在価値。

それを目指して生きたいなぁ・・・と、贈り物を前にして思いました。


Mさん、本当にありがとう。