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多くの子育てで当てはまる法則

2020年03月02日 | 家庭教育
 子育てをしていて、また他の家庭を見ていて、

 子育てには法則があるなあと感じる。

 そのなかでも、多くの子育てで当てはまる法則は、次である。

 「子供は、親がやったとおりにする」

 親がいくらいいことを言ったとしても、子供はその通りにはしないことがある。

 しかし、親がやっていることを子供は真似することが殆どである。(もちろん例外は少しある)

 

 例えば、「『おはようございます』って元気よく挨拶をするのよ」

 と、親が言ったとする。

 しかし、親が小さな声で元気なさそうにしていれば、ほぼ子供は親の挨拶と同じになる。

 「『おはようございます』って元気よく挨拶をするのよ」と言っても言わなくても、

 親自身が元気よく子供に挨拶をし、近所の人にも挨拶をしているところを子供が見れば、その真似をする。

 (思春期になれば声が小さくなるかもしれないが、いずれ大人になれば、また親のような挨拶をするようになる。)

 

 履き物揃えにしてもおなじである。

 履き物を揃えなさい。」と言うよりも、履き物を揃えている玄関や靴箱を見せ続ければ良い。

 「きっと、揃えるのが当たり前という感覚になってくる。



 履き物揃えと言えば、凄い躾をしている人の話を聞いたことがある。

 その人は、夫婦で話し合って、我が子が小さい時から、自分の履き物だけではなく、我が子の靴も玄関で揃えていたそうである。

 特に、「履き物を揃えなさい」と言うこともなく。

 子供が目にするのは、いつもきれいに揃えられた履き物だけである。

 そのうち、きれいに揃えられている状態が当たり前になってくる。揃っていないと気持ち悪いという状態になってくる。

 そうなれば、しめたものである。

 揃っている状態が気持ちいい、揃っていないと気持ち悪いという感覚が身に付いてくる。

 これは、 「子供は、親がやったとおりにする」の典型であろう。



 親の行動を真似するのが子供である。

 なぜ、子供は親の真似をするのか?

 それは、やはり子供は親のことが大好きだからだろう。

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