仕事の道楽化

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これからも「孝」は不易

2020年03月08日 | 修養
 「孝行」という考え方が、これから益々大事になってくると考えている。

 もともと日本人は、「孝」と「忠」を重視していた。

 「孝は百行の基」という言葉もある。

 「孝」は、すべての行動の基本の考え方だった。

 実は、今でも「孝は百行の基」と考えて行動している人は多いと思う。

 その人は、現在も、そしてこれから先も幸せになるであろう人である。



 「現在」も、そして「これから先も」である。



 なぜ現在か?

 それは、孝行をする親自身が最も望んでいることは、我が子の幸せである。

 親が喜んでいることであれば、我が子が幸せになるようなことである。(もちろん、たまに例外はあるだろうが、ごくごくわずかだろう。我が子の幸せを願うのが親である。)

 親がほぼ満足していると言うことは、我が子がほぼ幸せに暮らしているように見えるということである。



 自分自身の判断基準について考えてみると、
 
 親から見て、この生き方は賞賛に値するか、それとも非難されるか、

 それは、自分自身にとっては、大きな判断基準となっている。

 なるべく親から見ても「よくやった」と言われるような生き方をしたい。

 それは、とりもなおさず、自分自身の、そして周りの人にとっても良い生き方であろうと確信している。


 
 なぜ「これから先も」か?


 歴史は繰り返す。

 子育ての文化も繰り返す(ことが多い)

 親が育てたように、子は育つ。

 親が祖父母に接してきたように、接する。

 祖父母に対して失礼な振る舞いをした親は、きっとその子供から同じような振る舞いをされるだろう。

 逆に、祖父母に対して「孝」の念を持って接した親は、きっとその子供から同じように接する体験をするだろう。

 

 そして、どちらにしても、その子や孫も、その親がとった行動を繰り返すだろう。(もちろん、そうでは無い子孫も居るだろうが、割合としては少ないだろう。親を手本とするからである。)

 子孫が幸せな壮年時代、老年時代を過ごせるようにするためにも、「孝」は重視すべき差あると考えるが、いかがだろう?

 ちょっと古い?堅い?


コメント
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