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Pretenderの備忘録

マティス展 Henri Matisse: The Path to Color

2023-06-02 22:56:02 | アート
ほとんどがポンピドゥーセンター所蔵のもの。一応時系列だが、テーマでも切っているので、オーバーラップはある。最後のヴァンス・ロザリオ礼拝堂が面白かった。

マチスの大々的な展覧会は、1987年のnational gallery、1990年代のMOMAは多分時間制が初めて導入されたんじゃなかったか、2003年のMOMAが建て替え中でクイーンズにあるときにマチスとピカソ等。エルミタージュのマチスルームも凄かったし、バーンズコレクションの壁面も迫力があった(移転したということは建物を移設したのか?)、そして地味にコレクションが充実していたボルチモア美術館等々。変遷は面白いし、明るい色や切り絵の躍動感には元気づけられる。
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踊り部 田中泯 「外は、良寛。」

2022-12-17 21:19:03 | アート
面白かった。
ただ、衝撃的なとか、そういうのはない。
テーマが良寛だし、穏やかな90分。
田中のダンスも最後以外は、能の動きのような表現。
光と影の杉本の表現。
「前衛」の「大御所」の「遊びこころ」という、完全に言語としては矛盾だらけなんだけど、そういう一つの世界に遊んだ感じかな。


東京芸術劇場 プレイハウス

クリエイティブ
身体言語 田中泯
言語空間 松岡正剛
空間透影 杉本博司

出演
田中泯 石原淋 / 緒形敦 甫木元空 三嶋健太
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ゲハルト・リヒター展

2022-09-16 18:26:01 | アート
国立近代美術館

日曜美術館で予習をした。ツイッターでも、スペースで現代作家の解説を聞いた。現代美術は得意ではないので、きちんと準備して出かけた。

話題のビルケナウ他、見ごたえある展覧会。同時代を生きていることが伝わってくる。画家本人もセッティングに関わったという。年代別でもテーマ別でもなく、一応流れがあるような空間。非常な刺激を受けた。
若い人が多いのも、へーえと思った。


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フェルメールと17世紀オランダ絵画展

2022-03-18 21:51:23 | アート
修復されて、非常に異なった絵となったフェルメールの「窓辺で手紙を読む女」をメインに、オランダ絵画全70点。フェルメールで客が呼べるので、オランダ絵画は有名どころが決して多くはない。
フェルメールについては、修復前との比較や、修復のプロセスの動画等、なかなか楽しめる。しかし、なぜこんなことが起きたのだろう。フェルメールの絵の模写みたいなものも、みな修復前と同じだ。これは、またミステリーとして小説も出てくるだろう。
時間予約制だが、混雑を感じなかった。
2100円、20年前にMOMAがリニューアルしたとき、20ドル高いなと思ったが、そういうところまで来たか。映画よりも高いけどね。
私はフェルメール、これで30点まできた。


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メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

2022-01-09 23:07:57 | アート
大阪市立美術館

三部構成で満遍なく西洋絵画を紹介。
第一章 信仰とルネサンス、第二章 絶対主義と計木手技の時代、第三章 革命と人々のための芸術。
第一章では、エル・グレコやティツィアーノ等々。第二章ではルーベンス、カラヴァッジョ、フェルメール等々。第三章では、ターナーから、ドガ、ルノワール、モネ等の印象派、最後はゴッホとゴーギャン。

メトロポリタン美術館には50回くらいは行っているだろうか。でも、なかなか全てをきちんと観ることは難しい。彫刻も多いし、米国人画家の作品も多かったりする。

今回の企画は、入門編ということだろうか。特別有名な絵画が来ているわけでもなく、美術史をさらっとみたいな印象。

大混雑だった。時間指定チケットを買っておいて良かった。

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