7は、歪んだ母娘関係、観ていて正直イライラするし、子供がかわいそうと思う。ついこの前まで、こんな親ばかりだったと思う。章平さんって、画像よりもはるかにかっこいいなと思った。
8、1~10で一番良かった。終わりに救いもあったし。高田がシリアスな役を演じるのも面白い。エキセントリックな役が多い岡本が非常にまっとうな役。十戒を正面から取り扱ってるし、ポーランド社会やナチもきっちりとらえられている。サスペンス的な要素もありながらも、骨太の作品。9,10を先に見たので、結果的に最後にこれを観ることができて良かった。
【原作】クシシュトフ・キェシロフスキ/クシシュトフ・ピェシェヴィチ
【翻訳】久山宏一
【上演台本】須貝 英
【演出】上村聡史
デカローグ7 「ある告白に関する物語」
吉田美月喜 章平 津田真澄 亀田佳明 大滝 寛 田中穂先 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗 安田世理 三井絢月
デカローグ8 「ある過去に関する物語」
高田聖子 岡本 玲 大滝 寛 亀田佳明 田中穂先 章平 堀元宗一朗 笹野美由紀 伊海実紗