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Pretenderの備忘録

エレクトラ

2024-04-18 22:02:54 | 音楽 Opera
エレクトラは時間も2時間ないので、コンサート形式になじみやすい。おどろおどろしいシーンになるので、そういう意味でも音楽に集中で良いのかもしれない。
ヴァイグレは、オケを自在に、スケールを感じさせるような構築。世界が明るくなったり、暗転するようなイメージ。それに食いついていく読響。
歌手は、外人に交じって、藤村が大役をしっかり、憎々しく演じた。
外人歌手も声量がしっかりしており、迫力があった。


指揮:セバスティアン・ヴァイグレ

エレクトラ(ソプラノ):エレーナ・パンクラトヴァ
クリテムネストラ(メゾ・ソプラノ):藤村実穂子
クリソテミス(ソプラノ):アリソン・オークス
エギスト(テノール):シュテファン・リューガマー
オレスト(バス):ルネ・パーペ
第1の侍女(メゾ・ソプラノ):中島郁子
第2の侍女(メゾ・ソプラノ):小泉詠子
第3の侍女(メゾ・ソプラノ):清水華澄
第4の侍女/裾持ちの侍女(ソプラノ):竹多倫子
第5の侍女/側仕えの侍女(ソプラノ):木下美穂子
侍女の頭(ソプラノ):北原瑠美
オレストの養育者/年老いた従者(バス・バリトン):加藤宏隆
若い従者(テノール):糸賀修平
召使:新国立劇場合唱団
 前川依子、岩本麻里
 小酒部晶子、野田千恵子
 立川かずさ、村山 舞
管弦楽:読売日本交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団
合唱指揮:冨平恭平
曲目
R.シュトラウス:歌劇《エレクトラ》op.58(全1幕)
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タンホイザー

2024-02-28 22:40:39 | 音楽 Opera
フランス国立ラン歌劇場との提携公演東京二期会オペラ劇場ワーグナー作曲オペラ『タンホイザー』

この作品は何度も観ているが、どのプロダクションが、オーソドックスなのかよくわからなくなった。カーセンの画家への置き換えが異端であることはわかるが。新国立劇場も、あまり品がない、というかわざとかもしれない。二期会、前回も観ているが、こんなんだったっけという感じ。ひたすら暗い美術とセット。光が効果的でもない。

サイモン・オニールの声は良く伸びる。日本人も健闘。
音楽は、読響が厚い音を奏でるが、指揮者との相性はどうなのだろうか。


指揮 アクセル・コーバー
演出 キース・ウォーナー

出演
タンホイザー:サイモン・オニール
管弦楽:読売日本交響楽団
合唱:二期会合唱団
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ドン・パスクワーレ

2024-02-08 20:51:20 | 音楽 Opera
演出は五年前、舞台転換装置がたらたらしているなあと思った、多少は改善したかもしれないが、装置の移動のウィーンという音が、オケや歌唱に被ることもあり、非常に気になった。

歌手は素晴らしい声量と表現力で楽しませる。音楽もしっかりと鳴らす。

楽しいオペラでもっと上演されてよいと改めて思った。
上演が三回ということで、ほぼ満席。


新国立劇場 オペラパレス
【指 揮】レナート・バルサドンナ
【演 出】ステファノ・ヴィツィオーリ
【ドン・パスクワーレ】ミケーレ・ペルトゥージ
【マラテスタ】上江隼人
【エルネスト】フアン・フランシスコ・ガテル
【ノリーナ】ラヴィニア・ビーニ
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団
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エウゲニ・オネーギン

2024-01-24 23:51:42 | 音楽 Opera
素晴らしい舞台だったと思う。
演出はオーソドックス。音楽は、しっかりと安定して鳴らす。
歌手は、タチヤーナ役のシウリーナ他、外国勢が非常に素晴らしいパフォーマンスで、観客も熱狂的だった。
チャイコフスキーらしいドラマチックな音楽、第二幕は要る?って思いながら観ていたが、満足度は高い。

【指 揮】ヴァレンティン・ウリューピン
【演 出】ドミトリー・ベルトマン

【タチヤーナ】エカテリーナ・シウリーナ
【オネーギン】ユーリ・ユルチュク
【レンスキー】ヴィクトル・アンティペンコ
【オリガ】アンナ・ゴリャチョーワ
【グレーミン公爵】アレクサンドル・ツィムバリュク
【ラーリナ】郷家暁子
【フィリッピエヴナ】橋爪ゆか
【ザレツキー】ヴィタリ・ユシュマノフ
【トリケ】升島唯博
【隊 長】成田眞

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TRAGIC TRILOGYトラジック・トリロジーⅢ 「蝶々夫人」 (全3幕)

2023-12-08 18:30:00 | 音楽 Opera
毎年来ている、三回目。
ピアノだけの演奏で、コンサート形式とセミステージの間くらいの演出。
今回は予定が2時間40分だったが、20分早く終わった。
青木と大西の歌唱が圧巻だった。
来年以降は何か企画あるのかな。

Hakuju Hall

【出演】
青木エマ(蝶々夫人) 城宏憲(ピンカートン) 大西宇宙(シャープレス)
特別出演:山下裕賀(スズキ)
園田隆一郎(音楽監督 / ピアノ)

田尾下哲(演出 / 脚本)

横山希(稽古ピアノ)


G.プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」全3幕
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