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Pretenderの備忘録

新春浅草歌舞伎 第二部

2012-01-02 21:58:09 | 歌舞伎
浅草公会堂 1階う列28番

お年玉〈年始ご挨拶〉

  愛之助

猿之助四十八撰の内

通し狂言 敵討天下茶屋聚(かたきうちてんがぢゃやむら)

  序幕 四天王寺の場より
  大詰 天下茶屋村敵討本懐の場まで

          安達元右衛門/片岡造酒頭  亀治郎
                  安達弥助  男女蔵
                 早瀬源次郎  巳之助
               源次郎許嫁葉末  壱太郎
               人形屋幸右衛門  薪 車
                伊織妻染の井  春 猿
                  早瀬伊織  亀 鶴
               東間三郎右衛門  愛之助

本当は第一部から通す予定であったが、30日から胃腸風邪にかかり、2日は熱は引き、下痢も止まったものの、食べてないので体力に自信がなく、第二部からとした。
第一部も当初の予定より20分延びて、入れ替えが混雑し、第二部も終了は予定よりも30分近く延びていた。そもそも、短めの設定なんで構わないが。
新しいものを作っていくのは難しいのかなあと。スタッフも正月は出払っていることが多いのだろうか、場面転換もやたら時間がかかった。

浅草歌舞伎はちょうど世代交代に差し掛かっている。
平成中村座に出ている中村屋兄弟がこのまま戻ってこないかどうかはわからないが、亀治郎と愛之助は多分卒業だろう。
亀治郎は数年前から卒業したがっていた。猿之助襲名するわけだし。

天下茶屋、もう少し、はじけるのかなと思ったら、意外と手堅くという感じだった。
段一郎、亀治郎の父親段四郎の弟子だが、芸歴10年にして、安定感がある。
昨年は、井上ひさしと武者小路実篤の亀治郎も観たが、襲名を控え、今年は楽しみだ。
平成生まれ、巳之助、壱太郎、歌昇、米吉、種之助、隼人等が出てきたが、誰が出てくるか、正直あんまり興味がない、苦笑。
自分があと30年元気だとしても彼らはせいぜい、今の自分前後の年齢。そう考えると、あまり期待できない気がする。

猿之助の初芝居という感じであった。
コメント
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