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Pretenderの備忘録

東京フィル 第140回東京オペラシティ定期シリーズ

2021-07-01 23:01:09 | 音楽 Classic
待機が嫌だったのだろう、なかなか来日が実現しなかったチョンミョンフン、ようやくだ。久しぶりということで、熱気はあった。

1番、かなり緊迫した感じで入り、緩急をつけてだったが、第四楽章になると、オケがばらつく感じで、今一つの場面があった。
2番、出だしのホルンがちょっと今一つ。きっちりまとめていったが。

秋に3番と4番。

指揮:チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)
― ブラームス 交響曲の全て ―

ブラームス/交響曲第1番
ブラームス/交響曲第2番
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名場面で味わう日本文学 60選

2021-07-01 16:22:12 | 読書
平野啓一郎 阿部公彦 ロバートキャンベル 鴻巣友季子 田中慎弥 中島京子
徳間書店

筆者たちが飯田橋文学会なる読書会をしているようだ。新聞連載を中心にまとめたもの。六名が選んでいるので、漱石、鴎外、川端、太宰、谷崎、中島敦、井伏、横光などは複数回登場する。同じ作品ではないが。

私は筆者たちの作品をほとんど読んでないので、先入観はない。ここに挙げられた60編も半分は読んでいない。

読んだものについて、本書で読み直して、場面が脳内に甦るかというとそんなことはなかった。海外の文学の方が、イメージがしやすい。ドラマ性なのか、色彩感覚なのか、よくわからないが。映像になったものは、そのイメージが上書きすることになる。

この企画、一般読者にどの程度届いたか、興味深い。
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