80歳のムーティーはウィーンフィルを率いて巨匠の貫禄。
得意のプログラム、やや軽めではあるが。シューベルトは最終章の出だしがちょっと微妙な感じ。ストラヴィンスキーは、ダンサーが楽し気に踊るのが浮かんでくる。イタリアは明るい陽射しを想像できる音楽。アンコールの運命の力は、重厚かつ繊細に。一番良かったかな。
サントリーホール
出演
指揮:リッカルド・ムーティ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
曲目
シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D. 417「悲劇的」
ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント~バレエ音楽『妖精の接吻』による交響組曲~
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」
ストラヴィンスキー:ディヴェルティメント~バレエ音楽『妖精の接吻』による交響組曲~
メンデルスゾーン:交響曲第4番 イ長調 作品90「イタリア」
アンコール
ヴェルディ:オペラ『運命の力』序曲