楽天・三木谷浩史はなぜ嫌われるのか 大西康之著 小学館2023
日経記者時代から長年、三木谷氏、楽天を取材してきた著者。三木谷氏といかに近い関係かは本書にも散りばめられており、それはある意味フェアだと思う。近さを自慢しているのではなく、これくらい近い人が書いているのでと、読者に註をつけているようなものだと思う。
楽天の歴史は軽くで、現在の楽天を支えている面々を取り上げ、携帯事業以降どこに向かおうとしているかを示している。知らなかったことがたくさんあり、参考になった。楽天の宣伝にはなるが、安っぽい提灯本とは一線を画すものだろう。
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