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Pretenderの備忘録

ある男

2023-05-06 16:04:00 | 読書
平野啓一郎著 文春文庫 2018年9月

映画を観てから読んだ。映画は妻夫木演じる城戸が主人公となっているが、実際には窪田演じるXがメインだったように思う。
しかし、小説を読むとやはり主人公は城戸であり、映画で城戸の出自に関するテーマが軽く感じていたものがやはりきちんと描かれていた。
平野の好きな音楽や小説が散りばめられ、こんな人生があるのだというような凄い話だ。読み応え十分。
小説の映像化の難しさを感じた。
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