ほぼ満席。亀井目当ての、妙齢の女性が多い。人気があるのは良いが、おそらくルックスで、音楽的な評価をされないのは気の毒。
今回のオケのツアーは、亀井以外の二名のピアニストは、ショパンコンクールの覇者だ。亀井だけ、おそらく来年の出場者。彼のコンサートも、それを意識したものが多い。今回も、ファイナルでの協奏曲を担うオケ。ショパン、かなり満身のという感じで弾いていた。日本のファンは熱狂的に拍手していたが、そこまでの演奏でなかったことは本人が一番理解しているだろう。そして、オケのメンバーも絶賛という感じには程遠かった。あと、1年半、どうやって表現力を磨き、審査員、オケ、聴衆に感動を与えられるようになるのか。注目して見ていきたい。
ベートーヴェン7番、ショパンほどオケの一体感は感じない。普通の演奏。やはりショパンは特別なんだろうな。ポーランド人にショパン名作集みたいなCDをもらったことがあると思い出した。
サントリーホール
出演
指揮:アンドレイ・ボレイコ
ピアノ:亀井聖矢
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
ピアノ:亀井聖矢
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団
曲目
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 Op. 11
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op. 92
ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 Op. 92
アンコール
ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53(ピアノ・アンコール)
バツェヴィチ:オベレック
バツェヴィチ:オベレック
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