旅行3日目
フェリーでダーダネルス海峡を渡りアジア側へ
「バスが船の左右どちらに入るかを見ていてくださいね。そして下りるときはバスのある方の階段を下りてください。」 と何度も言われたけれど・・・・・・・
写真を撮るのに夢中
ここでトルコの地形について
トルコはアジア大陸とヨーロッパ大陸とにまたがる国です。 イスタンブールはヨーロッパ大陸側。国土の大半を占めるのはアジア側です。アジア側の北には黒海、南には地中海、その西はエーゲ海。エーゲ海を挟んで対岸にギリシアがあります。
イスタンブールとアジア側の間には二つの海峡があります。 川と言っていいくらいの狭い海峡ですが、黒海に続く方をボスフォラス海峡、エーゲ海に続く方をダーダネルス海峡と呼ぶようです。
この二つの海峡の間に大きな湖のようにマルマラ海があります。
さらにイスタンブールの旧市街(歴史地区を含む市街区)と新市街(タクシム広場のあるほう)との間に小さな湾があってこれは金角湾と言います。
と、まあ、初っぱなからこんな風にたくさんの海の名前がでてきて、ガイドさんが解説する度に頭の中は大混乱状態でした。
この地形を十分分かっていたら、映画の007シリーズ「ロシアより愛を込めて」がもっとわかりやすく楽しく見られたでしょうに。 これについてはもう少し先で詳しく書きます。
船が動き出すと、たくさんのカモメがついてきました。
乗客がばらまくえさに群がってくるのです。
船に乗り込んでいるお土産物屋さんを冷やかしたり、小さな売店でチャイを飲んだり、カモメの傑作写真を撮ろうと夢中になっているうちに、対岸のチャナッカレに着きました。 ちっとも退屈しなかった
そこからバスはエーゲ海にそってひた走ります。 あいにく海と反対側に座っていたわたしは、海の写真が撮れずじまいでした。
羊が放牧されている緩やかな丘陵地帯に近づきました。 もうすぐかな?
さて、着きましたよ。
ジャジャーン
大きな木馬! ここは?
そう、ここは世界遺産にも指定されているトロイの遺跡なのです。
入り口近くの木馬は、もちろんレプリカ。 ここを訪れる観光客のためのサービス施設です。
この木馬は上に上れるようになっています。
急な階段を上って、四角い窓から下を見てみると
みんなカメラを構えてこちらを見ていました。 ーつづくー