ここでトルコ料理について。
世界3大料理と言えば、フランス料理、中華料理、そしてトルコ料理。 トルコは美食の国でもあるのです。 ガイドブックにはおいしそうな料理写真がいっぱい。
しかし、毎度のことながら食欲がありません。 環境の変化に胃が追いつくまでしばらく時間がかかるようです。せっかくの機内食も半分くらいしか食べられませんでした。 レストランのようなメニューが配られて、なかなか豪華な食事でしたのに。 (写真を撮ろうとすると、飛行機嫌いの娘が撮るなと言います。 デジカメで飛行機の計器類を狂わせたら怖いと。そんなことはないはずですが・・・・・)
早めの機内食を食べてから8時間が経過しようとしています。 さすがに少々お腹が空いてきたような気がしました。
トルコ1日目の夕食は、イスタンブール市内のレストランで。
まず赤いスープ。 酸味の強いトマトスープで、この酸味が合わなかった人もいましたが、わたしはOK。
次に小型の春巻きみたいなのが出てきました。 中はチーズとパセリが入っていました。 シガラ・ボレーイというものらしいです。 これは一人1個ずつ。
そしてメインがチキンケバブ。 フライドポテト、トマト、ピラフといっしょに。
もちろんチキンは食べません。 ポテトもピラフも少々脂っこかったけど、味はよかったので完食。 で、他にも出てくるかと待っていたけれど、デザートらしき甘いお菓子が出てきただけでした。
これだけ? これだけ? 誰もが心の中でつぶやいていましたが
「これだけ?」
ついにだれかが声に出しました。 はい、これだけでした。
タクシム広場でドルネケバブ食べとくんだった。 添乗員さんが何でもトライしてみましょうと言ったわけですわ~
ただ、翌朝のホテルの朝食はおいしかったのです。 バイキング形式でしたが、種類も豊富、味もよし。
トルコ2日目の昼食。
レストラン入り口です。
これは期待できるかも。
飲み物はヨーグルトをたのみました。 トルコはヨーグルト発祥の地なんだそうです。 味はわたしが家で作るケフィアヨーグルトに似て、酸味の少ないまろやかな味でした。 が、 塩味です。
スープは豆のスープのようでした。 トルコのスープは、きのこのスープとか、食事の度に必ず出てきましたが、どれもおいしかったです。
次にホウレンソウの煮込んだもの。 お米のようなものとかがまざっていますが正体不明。 味はいいです。
そしてメインは魚料理。 昨日と同じフライドポテトとピラフがついています。
これ、なんの魚?
鯖じゃないですか。
ほんと、鯖みたいね。
鯖よねえ。
確かに鯖ですね。 鯖はね~ わたし的には甘塩の塩鯖が一番ですわ。
あとシロップにつけたミニケーキみたいなのが二つでてー はい、おしまいです。
やっぱりねえ、1日1万円の格安旅行では。 早くも美食の夢破れる・・・・・
ところが夜、またまたホテルのディナーバイキングがとってもよかったのです。 珍しいトルコ料理がいっぱい。 美しく盛りつけられたデザートや果物に大興奮。 2日目~6日目まで夕食はすべてホテルのバイキングでした。 昼間の粗食・・・・じゃなくて簡素な食事のうらみを晴らすべく、お腹の許す限り食べまくりました。
パンだけでこの種類の多さ!レストランでもパンは必ず付いてきましたが、ホテルのパンのおいしさにはかないません。
一番豪華だったカッパドキア洞窟ホテルのバイキング
きゃあ~、 このお菓子のかずかず
バイキング料理を写真向きに盛るのはむずかしくてー
中央、ピーマンの肉詰めや、ナスの肉詰めがとてもおいしいです。 右側のはトルコ風ハンバーグ。 スパイスの使い方が独特です。 そしてフォークのそばにあるのは、ヤプラク・ドルマスという、塩漬けのぶどうの葉に米や松のみ、スパイスを包み込んだもの。
夜はこんなのをお腹いっぱい詰め込んで、後は寝るだけ。
朝は朝で、 緑や赤のオリーブが楽しくて毎朝全種類のオリーブを食べ、
たくさん種類のあるチーズやヨーグルトを何種類も食べ、
上質なオリーブオイルや蜂蜜をパンにつけて食べ、
シロップ漬けのいちじくやオリーブやその他あま~い果物を食べ
5日目のコンヤのホテルで、おしゃれなホテルに不釣り合いの体重計(昔温泉旅館の大浴場においてあったレトロな体重計)があったので乗ってみたら
ひょえ~
となりました。 ーつづくー