
ビニールハウスと道との間の、1メートルにも満たない空間に、コスモスがあふれんばかりに咲いています。

わたしの背丈よりもはるかに高く、

まるで宇宙へ飛び出そうとするかのように。
つい4,5年前までは、うちの畑にもこんなふうに咲き乱れていたのですが、あまりにもあちこちに広がるので、毎年一か所に集まるように植え替えを繰り返したところ、今年はほんの一握りになってしまいました。
たくさんあったときは邪魔者扱いでしたが、今年の花があまりにもさびしいので、今年は道端のこのコスモスを楽しんでいます。

最近はあちこちで、田んぼ一面にコスモスを植えているところを見かけるようになりました。びっしりと花のじゅうたんを敷き詰めたような風景は、もちろん素敵で見ごたえもありますが、こんなふうに青空の透けて見える、素朴な咲き方が好き。

倒れかけた花は、真上から眺めて楽しむこともできるし。
ところで、この場所には、春は何が咲いていたっけ。たまに通るだけだけど、何か咲いていた気がする・・・・
そうそう、思い出しました。確か水仙。 一面水仙だったの。 水仙もきれいでした。
目の前の花に心奪われて、秋に見るときは春咲いていた花を忘れ、春見るときは秋に咲いていた花を忘れてしまう・・・・困ったものです。