実は、大整理が必要なのはむしろ家の中なのです。リフォームに際して、何十年もため込んだ家財道具は相当処分しました。それでもなかなか捨てきれずに残っている物が山ほど。
そのうちにきれいになったはずの部屋もどんどん物が持ち込まれて所帯じみてくるし・・・
特にわたしの革の作業場はー
前は別棟に10畳のプレハブの小屋があってそこで作業をしていたのですが、今度は家の中に1室作業スペースを設けました。7畳の部屋にパソコンやら参考書やら革の材料やら一切合切を持ち込んだものだから、
入りきりません。
結果、両部屋ともが物置状態。とても何かを作るという状態ではなく、今年は県展にも出品しませんでした。そして夏の長雨・・・・
くんくん、なんだかかび臭い。
やばい、これを始末しなければカビが蔓延してしまいます。端革を入れた引き出しをかきまぜて一枚一枚匂いをかぎ、ちょっとでもかび臭ければゴミ袋に。大量の革を捨てました。それから昔作ったバッグ。何かの参考にと、使い古してくたびれたのまで残していたのですが、一つ一つ点検。
と?
うわっ、中がかびだらけ。
レザークラフトをしだしてかれこれ40年近く。初期の作品はほとんどありませんが、それでも残っているのもあって、一つ一つ愛着があるのですが、この際思い切って処分することにしました。
制作の古い順に
クラッチバッグですね。中は豚革で、ポケットもなくあまり使い勝手はよくありません。
それから、ぶじこがまだ小さい頃、育児の合間を縫って作った旅行用のバッグ
へたくそ。
ただ、彫り込んだガーベラの花は好き。今のガーベラはもっと花びらが太く、カラフルで豪華ですが、昔の、赤一色の細い花びらのガーベラが好きです。どこかに苗はないかしら。
それから10年以上ブランクがあって、子どもに手がかからなくなって再開しました。その最初の作品がこれ。
両サイドにバラの花を彫り込んだやわらかいショルダーバッグ。
縫い合わせには玉縁があしらってあります。けっこう手が込んでいるのです。初めてのミシン縫いで悪戦苦闘したような記憶が。初めて、中に豚革ではなく合成皮革の裏革を使いました。柔らかくていいのですが、合皮は湿気に弱くすぐにぼろぼろとはがれてしまいます。
これは再開後2,3作目のもの。書類や参考書、時には子どもたちの日記をごっそり入れて運んだバケツ形バッグ。丈夫でした。
模様のカサブランカがお気に入りで、この部分だけ切り取って何かに作り替えようと思っていたのですが、中がかびてしまってはどうにもなりません。
この頃は週に1回お稽古に通っていたのですが、バッグ一つ仕上げるのに一年近くかかっていました。これもその一つ
人の顔を彫り込むの、はやってましたね。日帰り旅行で行ったお土産物やさんで「すてきなバッグですね」とほめられたこともあります。
1枚革全部にザクロ模様をろうけつ染めで染めました。これも染めるだけで何ヶ月もかかりました。その革でプロの職人さんに仕立ててもらったバッグです。
余った革で財布やら印鑑ケースやらをいくつも作りました。それは今も使っています。角のあたりがすり切れては来ましたが、かびることもなく活躍しています。やはりしまっておくのではなく使うというのが大事なことなんでしょうね。
時間をかけて作ったバッグも、今になってみれば、彫りもへたくそ、全体が古めかしく、処分するのにあまり抵抗はありませんでした。そして、かさばるバッグを処分してかなりすっきり・・・いやいや、焼け石に水、でした。
そのうちにきれいになったはずの部屋もどんどん物が持ち込まれて所帯じみてくるし・・・
特にわたしの革の作業場はー
前は別棟に10畳のプレハブの小屋があってそこで作業をしていたのですが、今度は家の中に1室作業スペースを設けました。7畳の部屋にパソコンやら参考書やら革の材料やら一切合切を持ち込んだものだから、
入りきりません。
結果、両部屋ともが物置状態。とても何かを作るという状態ではなく、今年は県展にも出品しませんでした。そして夏の長雨・・・・
くんくん、なんだかかび臭い。
やばい、これを始末しなければカビが蔓延してしまいます。端革を入れた引き出しをかきまぜて一枚一枚匂いをかぎ、ちょっとでもかび臭ければゴミ袋に。大量の革を捨てました。それから昔作ったバッグ。何かの参考にと、使い古してくたびれたのまで残していたのですが、一つ一つ点検。
と?
うわっ、中がかびだらけ。
レザークラフトをしだしてかれこれ40年近く。初期の作品はほとんどありませんが、それでも残っているのもあって、一つ一つ愛着があるのですが、この際思い切って処分することにしました。
制作の古い順に
クラッチバッグですね。中は豚革で、ポケットもなくあまり使い勝手はよくありません。
それから、ぶじこがまだ小さい頃、育児の合間を縫って作った旅行用のバッグ
へたくそ。
ただ、彫り込んだガーベラの花は好き。今のガーベラはもっと花びらが太く、カラフルで豪華ですが、昔の、赤一色の細い花びらのガーベラが好きです。どこかに苗はないかしら。
それから10年以上ブランクがあって、子どもに手がかからなくなって再開しました。その最初の作品がこれ。
両サイドにバラの花を彫り込んだやわらかいショルダーバッグ。
縫い合わせには玉縁があしらってあります。けっこう手が込んでいるのです。初めてのミシン縫いで悪戦苦闘したような記憶が。初めて、中に豚革ではなく合成皮革の裏革を使いました。柔らかくていいのですが、合皮は湿気に弱くすぐにぼろぼろとはがれてしまいます。
これは再開後2,3作目のもの。書類や参考書、時には子どもたちの日記をごっそり入れて運んだバケツ形バッグ。丈夫でした。
模様のカサブランカがお気に入りで、この部分だけ切り取って何かに作り替えようと思っていたのですが、中がかびてしまってはどうにもなりません。
この頃は週に1回お稽古に通っていたのですが、バッグ一つ仕上げるのに一年近くかかっていました。これもその一つ
人の顔を彫り込むの、はやってましたね。日帰り旅行で行ったお土産物やさんで「すてきなバッグですね」とほめられたこともあります。
1枚革全部にザクロ模様をろうけつ染めで染めました。これも染めるだけで何ヶ月もかかりました。その革でプロの職人さんに仕立ててもらったバッグです。
余った革で財布やら印鑑ケースやらをいくつも作りました。それは今も使っています。角のあたりがすり切れては来ましたが、かびることもなく活躍しています。やはりしまっておくのではなく使うというのが大事なことなんでしょうね。
時間をかけて作ったバッグも、今になってみれば、彫りもへたくそ、全体が古めかしく、処分するのにあまり抵抗はありませんでした。そして、かさばるバッグを処分してかなりすっきり・・・いやいや、焼け石に水、でした。