あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

小川の周辺

2016-07-10 22:55:02 | 生き物
 小川と言っても田んぼの間を縫って流れる用水路です。



 大半がコンクリートで固められていますが、まだ昔ながらの石垣を積んだ小川が残っているところがあります。こうした小川の周辺は植物の宝庫、そして生き物の宝庫。



 とある日曜日、孫3人とその親たちとで、小川の生き物を探しに行きました。
 幅30センチほどの狭く浅い水路でも、魚はいます。

 写りが悪いですがわかるかな?



 よく見ると、シジミの貝殻がたくさんあります。生きたシジミもいるのかな?
カワニナもたくさんいました。ということはホタルもいるかも。ホタルの好きな草むらもありますし。夫が若いころはホタルがいたそうです。今もいるといいなあ。確かめたかったのですが、今年は遅すぎました。

 トラオはこのドジョウを捕るのに夢中です。ウマオはそんなにいにの後を追いかけるのに一生懸命で、ヨウコはでこぼこの草だらけの道をひたすら向こうへ行こうとしています。
 そして大人たちは、子どもの相手をしつつ自分の興味関心の方向へー

放置された田んぼは荒れてアカメガシワが伸び放題。花が咲いていました。



そして葉っぱの上には



 カナブンが団子になってる。全身が緑色に光ってきれいです。左下の小さなのは別の虫なのかな?写真を見て気が付きました。

 別の種類



 珍しいカミキリもいましたよ。



 どれもピントが甘くてよい写真がなかったのですが、背中に、タキシードを着た何者かがいるのです。パンダっていう人もいますが、私にはどくろに見えますね。 こんなのが2,3匹。わたし、初めて本物を見ました。ラミーカマキリだったかな?

 1時間以上、大人も子どもも上機嫌で過ごしました。
 
 この小川もいつかコンクリートで塗り固められてしまうかもしれませんが、できればずっとこのままであってほしい、でも、泥がたまり草が生い茂る水路はやはりメンテナンスが大変で、農家の人は春先に一斉に川の泥を除き、草を刈って田植えのために水路を奇麗にします。高齢化の進んだ農家にとってそれはやはり負担であり、コンクリートの水路の方が楽なのです。難しい問題です。

 ところで、
 
 2,3年前にぶじこたちがこのあたりの水路で縫い針の先端5ミリくらいの小さな魚の子を捕まえてきました。それが我が家の水槽で生き延びまして



 ただ水槽に入れ、水替えすらしてなかったのですが、ドジョウ3匹と、やたらとすばしっこい川魚1匹に成長しました。何かわからない魚は縄張り意識が強いらしく、ドジョウが近づくと追い払うんですね。心なしかドジョウが痩せているようにみえて、最近はせっせと乾燥イトミミズを与えています。少しは丸くなったように思うのですけどどうかな? 
コメント (2)
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