あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

島根の紅葉名所巡り2 足立美術館

2018-11-24 16:07:14 | 旅行
 バスは宍道湖中海の周囲を回って安来市へ。

 つきました。


 足立美術館です。外見は、まあ普通かな? アメリカの庭園専門誌で15年連続日本一を獲得している庭が有名です。近年マスメディアでよく取り上げられ、人気上昇中。入り口の庭の見える窓あたりからすでに人がいっぱいでした。



 紅葉の盛りにはもう少し時間がかかりそうです。


 白砂には一枚の落ち葉もなくて、動いているのはただ遠くの滝から落ちる水だけ。まさに静止画を見ているようでした。

 



 広い窓が額縁になっているこの場所、人が多くて額縁は撮れません。真っ正面から見ても全体は写せません。 

 
 きっと大風が吹いても木1本姿を変えないでしょうね。
 この景色を維持するのにいったいどれだけの手がかかっているのでしょう。
お庭の手入れのビデオもありましたが、ゆっくり見る時間はありません。日帰りよりは少しゆったりとしているとは言え、滞在時間は2時間の予定でしたから。

 ここは外へ出て眺められた場所



 落ち葉もそのままに、木々が風にそよいで動きがあります。わたしの好みとしては・・・・・
 やはり風や鳥の声を聞きながら自分で歩ける庭ー動きのある庭の方がいいかな。


 途中、お茶室があって、抹茶を頂きました。なんと金の茶釜で沸かしたお湯なんですって。お菓子は美術館オリジナル「白砂青松」上品なおいしいお菓子でした。お土産に買っておけばよかったとあとで後悔しました。

 お庭を見た後は横山大観の作品展示へ。「横山大観vs日本画の巨匠たち」龍、梅、リス、など同じようなテーマの作品を大観と他の日本画の大家の作品と並べて展示してありました。 考えてみれば横山大観のこと、名前だけが先行して作品についてはほとんど知りませんでした。迫力ある構図と大胆な筆遣い。竹内栖鳳とか川合玉堂とかと比べると一目瞭然。わたし竹内栖鳳の繊細な描き方とか、川合玉堂の淡い優しい描き方とかも好きなので、どちらがどうとかは言えませんが、並べてみることでそれぞれの作家の個性が互いに際立ってとてもおもしろかったです。解説も作品も丁寧に見ました。

 気がつくと集合時刻が!
 現代の日本画家の作品を走るようにして見てバスに戻ると、わたしが最後でした。ああ、2時間でも足りなかった。

 ホテルは松江市内、駅に近い場所にありました。
 わお!縦にも横にも寝られる。ここを一人で占領です。



 時刻は5時、町を散策しようと思えば時間はたっぷりありましたが・・・・あと5歳若ければね。わたし、けっこう貪欲に旅を楽しむ方なんですが自重しました。風邪引きが100%回復していたわけでもないし。
 シングルルームはほんとに快適。誰にも気兼ねなくのんびり過ごせました。

 食事です。


 バイキング形式でしたがちょっとお行儀よく盛ってみました。左上にあるのは焼きたてのサーロインステーキ。スタッフのお嬢さんが「お持ちしてもよろしいですか?」とにこやかに聞いてくれたのでつい、「はい」と応えてしまった・・・・ 大きくてこれだけでおなかいっぱいになりました。それにワンドリンクサービス。これはお肉に合うようにシャンパンを頼んで、リッチなお食事です。

 翌朝、

 朝ご飯は名物だというもずく雑炊をチョイス。そしてもちろんシジミの味噌汁です。
 なんと、お椀に半分くらいシジミが入っています。だけど、とっても小さいの。子どもの頃よくシジミを捕って遊びましたが、こんなにも小さいのは子どもの判断で逃がしていました。こんなに小さいのしかないのかな、大丈夫か?宍道湖のシジミ。



 早起きすれば宍道湖まで歩いて行けますよと説明を受けていたのですが、これもパス。あと5歳若ければね そしてその判断は間違ってなかったのです。 続く

コメント (2)
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