暦の上では立冬を過ぎましたが、暖かい愛媛では今、秋本番という感覚です。 秋と言えばコスモス。
最近あちこちの休耕田にコスモスが植えられているのを見かけるようになりました。
美術館の帰り、国道から見えるコスモス畑に寄ってみました。
我が家のコスモスはすでにみすぼらしくなっていますが山間の畑では今が盛りでした。


向こうで草刈り機のエンジン音が響いていました。丈高いコスモスもほったらかしでは草には負けるようです。
もう一か所、コスモス見物のはしごです。
国道から少し山へ入った河之内地区。白猪の滝に行く道沿いに美しい棚田が広がっています。

その手前にコスモスが植えられています。
ちょっと花が寂しいかなと思いましたが


まだ咲き始めでこれから華やかになると思われました。緑の多いコスモス畑も私は好きです。


2か所とも道よりも畑のほうが低く、上からしか写真を撮れません。青空に背伸びしているような姿を撮りたいのですけど。
次の週、東温市の見奈良に寄り道しました。ここは面積も一番広く見ごたえがあります。すでにコスモスの名所として定着しているところです。ここなら低いアングルから写すこともできます。

しかし、満開を過ぎて終わりかけ。




残された花の中でミツバチも頑張っていました。


けれど、低いアングルで写せる場所はすでに刈り取られて整地されている場所や、今トラクターで耕うんしている畑もありました。よく見ると


小さな芽が出ていました。これは菜の花の双葉だと思います。はや来春の菜の花畑の準備が進んでいるのでした。
この小さな芽を踏まないように気を付けながら農家のご夫婦が肥料を撒いていました。機械で撒くのではなく手作業で。
ああ、この景観も見えないところでのお世話があるからこそなんだなあ、と思いました。
秋の花と同じこの時期にさいている夏の花があります。
近頃どこにでも見かけるようになった青い朝顔。リュウキュウアサガオというのでしょうか。

このブルーは嫌いじゃない。アサガオも好きな花ではありますが、これを野生化させていいものなのか・・・・


この写真は山の雑木に絡みついたところを撮ったのですが

松山市のある神社のつつじの生け垣は、この花で覆われて葉がわずかに見えるだけになっています。来年ツツジは無事に花を咲かせるのか、信号待ちでいつも止まる場所なので気になって仕方がありません。
朝顔はやはり夏の盛りに咲くのがいいなあ。初頭の朝顔は季節外れで興ざめです。
リュウキュウアサガオには罪はないのですが、はやがて悪者になるんじゃないかなあ。他の植物を圧倒し始めています。庭に植えたのがどんどん野生化してるんですね。こういう元気な植物を安易に野外に捨てたり植えたりしてはだめですよね。
だからコスモスが植えられているのは本当は残念なんです。米を作る人が減ってきているのではないかと気になります。
コスモスきれいです
好きな花です
大きくなるし倒れるし庭には植えられませんが~
秋晴れの青い空とコスモスは最高
琉球朝顔
そちらでは越冬しますよね
元気な朝顔だからどんどん増えているんですね
ブルーの力強い花
暑い夏には元気もらえますが~
余り元気が良すぎるのもちょっと困りますね
それよりも日本本来の美しい棚田の風景が好きです。
山と田んぼ林に家並み
多分川も綺麗なのでしょう・・
昔の風景がそこにありますね