去年、枝の皮までかじられてしまったフィンガーライムの木
いました、いました。
アゲハの幼虫。生まれたばかりの時は鳥のフンに擬態して身を守ります。

脱皮してニ令虫

脱皮してニ令虫
まだトリフンなのね。

気になるこの子。色が黄色すぎる

それからこの子も

それからこの子も
体に点々があるようです。

アゲハってこんなふうに、スベスベだと思うのですけど。

アゲハってこんなふうに、スベスベだと思うのですけど。

このフィンガーライム。葉が棘をちょっと大きくしたくらいにしかなりません。それに、成長も遅くてー
そんな木に卵を生まれるのはとっても迷惑。今年は木急成長したので大丈夫だと思いますが、去年は多分食料不足だったと思われます。中心の幹までかじられた時は、枯れるかと心配しましたが、傷も癒えて大きくなりました。
それで今年も特に退治もしないで放っておきました。
2週間後
黄色い幼虫は姿を消していました。
そして肌荒れっぽく見えた幼虫は

もう一匹も

どうも何かに寄生されていたようです。多分蝶になることはできないでしよう。
このように、自然界では淘汰されることも多いので、よっぽどでない限り放置しておきます。
が、
流石にこれ以上は勘弁してほしい。


アゲハが、目の前で産卵を始めたのです。
ピンボケですが
わたしは5枚ばかり葉っぱをちぎって捨てておきました。
大きな甘夏の木では、美味しそうな新芽だけにこんなに。

実はこの甘夏、全く農薬散布もしてませんで葉っぱが煤だらけ。ようやく伸びてきた新芽を狙ってこんなにもたくさん産みつけたというわけです。
今から新芽をかじられるのも迷惑なのでこれも葉っぱから落としておきました。
農家にとって迷惑な虫はいっぱいいるのですが、
きれいな色のアオバハゴロモ
きれいな色のアオバハゴロモ


こんなに発生してはやはり作物には良くないです。
これも同じ
イセリアカイガラムシ

もっと深刻なのは
カミキリムシなんです。今年防除をしなかったら何本もの木が枯れました。
庭木なども、大きな木が枯れてしまいます。


砂つぶのように見えるのは、虫のフンです。
ここまで食べられるともう復活はできません。
最近見かけるようになったキボシカミキリムシ

昔からいるゴマダラカマキリも見つけていたのですが、写真を撮り忘れていたみたいです。
子どもの頃は、カミキリムシを捕まえるとうれしかつたんですけどねえ。