あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

石鎚登山3 頂上山荘の夜

2023-09-19 08:00:00 | 山登り・里山歩き

 神事の後、一瞬姿を見せてくれた天狗岳。しかし、4分後にはこんな景色でした。
 


 夕食はチキンカレーと豆腐ハンバーグ他。チキン苦手のわたしは、肉を避けて野菜ばかり、ほんの少しいただきました。味は美味しかったのです。おかわり自由なので子供たちみんなおかわりしていましたが、実を言うと、鳥居のある休憩所で休んだ際、さあ、最後の頑張りだ!と気合を込めて、お腹に入れられるものを全部食べてしまったのです。おかげで荷物は少々軽くなりましたが、思ったより楽に登れたのでお腹が空いてない。普段でも晩御飯は軽い食事なので、ハンバーグだけでも十分満足でした。
 夕食前の景色がガスガスだったせいか、さっさと部屋に引きこもってしまった人が半分くらいいました。でも、スタッフの皆さんが三脚の準備をしているのを見て、私たちも食堂と外を行ったり来たり。せっかく来たのだから、夕日が見られるといいなあ。

 すると


 空が赤くなっています。これは晴れて来るかも。
 が、建物の位置から言って東だと思うけど…なぜ?
 建物が邪魔なのでもっとよく見える場所にスタッフの女性が案内してくれました。


 東の空が赤かったのは雷でした。
 動画で撮ったのですが、残念ながらリンクできるようにしていませんので、静止画で。


 この時、ビデオに、女性スタッフが
 今日は忙しいですね。あっちもこっちも
と言う声が入っています。と言うのは
何箇所も稲妻が光る上に、西の空も




 真っ赤に燃えていたのです。
 この日、下界では怖いくらいの雷だったそうです。

 石鎚山は西日本の最高峰。なので朝日と夕日、両方が見られます。
 ご来光目当てで真夜中に登って来る人は大勢います。しかし、夕日を見て暗がりを下山するのは難しい。山荘に泊まるか、野宿するしかありません。夕暮れの景色を見られるのは宿泊者の特権と思いました。夕日こそ見られませんでしたが、神秘的な景色をみることができてラッキーでした。


 以下、どっちの空がわからなくなってしまいましたが













 どこかファンタジーの世界に迷い込んだような、この世のものとは思えない景色でした。

 19時過ぎまでずっと写真を撮って、一旦建物のなかへ。
 しばらくスタッフのみなさんが孫たちのお相手をしてくれました。夜、みなさんは何をしているかと言うと、ストイックに筋トレしているんです。この日泊まった子供は4人。そのうちの3人が我々のメンバーで、うちの孫二人と娘のお友達の息子さんでした。子供たち同士、また、スタッフさんたちともすっかり仲良くなって、ゲームをしたり筋トレを教えてもらったり。そうそう、一昨年石鎚村で会って、去年は天狗のように山道を駆け降りてきた青年に今年はここで会いました。ここで働くようになったんですって。彼の体幹の強さは半端なかったです。
 9時の消灯前にもう一度外へ出ました。
 
 西条市の夜景


 松山市の夜景
 こちらはまだガスが残ってました。


 満月近い形の月が出ました。空は晴れていきそうです。


 そして消灯
 雑魚寝ですが、さほど混んでなかったのでゆったりと布団が敷けました。しかし、わたしの生活リズムとは違っていまして、なかなか眠れませんでした。寒いと思ってフリースを着てねていましたが、暑くて脱ぎ、足も布団から出して、うちで寝るのとかわりません。
 眠れなくて時計を見たのが0時過ぎ。それからいつのまにか眠っていました。しかし4時半頃娘とウマオがゴソゴソと起き出したので目が覚めました。
 ああ、もう朝か。ご来光を見なくちゃ、と起き出したものの、頭がフラフラするのでまた布団に帰ってきてしまいました。寝不足は下山に響くと思います。がうとうととしただけで、娘からの電話(もちろんバイブレーション)いよいよ夜明けです。
      
                続く 
 


 
 









 










 
 
コメント (4)
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