老後の過ごし方として最高である。こういう人にボキはなりたい。もうなっているか。ボキもいろいろな場所で教えているからで。子ども達については、ちょっと年齢は上だけど。毎日がタノシイだろうなぁ。辛いこともあるかもしれないが。
シニアの男性が保育士をつづけるには、「プライドを捨てる覚悟が必要」というフレーズも気に入った。まさにシニアで、働くには現役時代のことは忘れてしまうこっちゃ。
ボキの孫を見ていると、かわいい・かわいいの一点張りである。ほんとうにこういうかわいい子どもたちと過ごしていたら、ジジイであることを忘れてしまうですからねぇ。
自分の孫もそうだが、小さい子どもはマジにかわいい。計算がナイ。そろばん勘定がない。メリットとか、デメリットとかない。
それに、ある意味世の中のお役にたっているということを実感できるではないか。これだ。これがありがたいのである。
タブン、良寛さんもこういう楽しさを味わっていたのではないだろうか。むろん、宗教のためではなかっただろう。世捨て人として生きた良寛さんだが、心の中はあったかいものがあったのではないのか。そう思ってきたからだ。
幸い、通信教育で仏教学を学ばせていただいている。ボキも、こういうご縁をいただいている。ありがたいもんである。学問僧というのが仏教界にはおられるが、ボキはそこを目指しているわけではない。さらに、出家したいのでもない。学者や研究者になりたいと思っているわけでもない。平穏に死にたいだけである。死に方の学習をしているだけである。
それがいつになるかわからないのだけど。
ま、生きているうちは、好きなことをやって、旅をタノシミ、旨いモンを喰っていきたいだけだ。
欲ばりになっちゃアカン。どうせ死ぬのだからねぇ。順番に。誰でも。
BYE-BYE!
※作者の髙田勇紀夫 氏は、2020年8月に亡くなられていた・・・・ご冥福を祈る