死の恐怖を克服する方法【精神科医・樺沢紫苑】
いろいろな子供たちを教えてきた。本当にいろいろなレベルにある。ボキは、自分が成績不良だったし、今もそうだからそういう子の苦しみがよくわかる。それで昨日は平方根の授業を塾でやっていたのだが、ふと気がついたことがあった。もしかして、平方根の問題を解くことよりも、平方根そのものを理解したいというのがあるのではないかと思ったのだ。そういう本を持っていって、コピーして渡した。
そしたら大喜びして、ノートにまとめていた。なるほど、半世紀にわたって子供たちに語りかけてきたが工夫改善というのは必要なんですなぁ。いまさらのことではある。むろんボキ自身も勉強になる。だからボキもノートをとっていた。惚け防止になるなぁと思った次第である。
定年後にこういう子供たちと接していられるからタノシイのである。孫がたくさんいるようなもんだ。知人にもいる。大学教授であった御仁である。しかも博士である。越後で隠遁生活を送った良寛さんのごとく生きておられる。大学生に教えるよりも、こういう生き方を選択したのである。たいしたもんである。
年取るとやたら威張りたくなるアホが多い世の中で、こういう方向で生きておられるというのはある意味あこがれでもある。定年後大学で教えているからと年賀状をくれる御仁もいる。こっちも知人である。へぇ~~~~そうかたいしたもんだと思う。思うけどそれだけの話である。しかも、たいした大学ではない。専門学校から突然変異で新制大学になったというだけのダイガクである。週に4日も大学で教えていると書いて恥ずかしくないのであろうか。そんなもんをやっているより、ボキなら週に4日海外旅行でもやっていたほうがずっとアンシンである。
もっともコロナでどこにも行けないですがねぇ。
ダイガクといっても、およそ大学らしくない大学もあるからである。帝国大学ならわかるけど。ましてや、オンラインでしか授業ができないというのならば、もう論外である。他人から刺激をうけてこその大学生活だろうから。それには直接会って授業を受ける方がいい。マジにいい。なぜなら、ボキは通信制の大学院に在籍しているからである。
わははっははっははっははっはっははっはははっははっはは。
(ToT)/~~~