うどん★大作戦 blog

うどん好き人の日記。岡山・讃岐のうまいうどん屋を食べ歩き、いつかうどんやを開きたいな~♪

24年ぶりに

2007-02-22 21:14:36 | ◇うどん情報♪

<日清製粉>業務用小麦粉の価格を値上げへ 24年ぶりに
2月22日19時12分配信 毎日新聞 http://www.mainichi.co.jp/
≪記事引用≫
 製粉大手の日清製粉グループ本社は22日、業務用小麦粉の価格を4月以降に改定すると発表した。
卸業者向け価格を、強力系=20~80円▽中力系=25~60円(25キロ当たり、消費税除く)――それぞれ値上げする。
現在の価格は3000円前後で値上げは24年ぶり。薄力系は0~45円(同)値下げする。
 政府が全量輸入している外国産小麦の民間への売り渡し価格が4月から輸入価格に応じ年数回変動する方式になり、
農水省が主要5銘柄平均で1.3%の値上げを決めたことに伴う措置で、他メーカーも近く値上げを決める見込み。
 小麦製品は複数銘柄が配合される場合が多く、小売り段階への影響は不明だが、うどんの主原料となる銘柄が豪州の
干ばつで値上がりしたため、うどんが値上がりするとの予想が出ている。
【位川一郎】 最終更新:2月22日19時51分

業界最大手の値上げ発表ですから、他社も追従し業界全体、一斉値上げになるでしょう。
打ち粉に用いるコーンスターチ、原料はトウモロコシであるが国際相場の高騰による原料調達コスト上昇分を製品価格に
転嫁すべく既に値上がりしている。
又、砂糖も原油高で代替エネルギーとして、サトウキビからエタノールを作るということで高騰しており菓子店などは
値上げしているニュースで見たし、同じく大豆からもエタノールが作れるため高騰。天ぷら油、醤油にも影響が出ています。
国内では遺伝子組み替えでないものが当たり前に使われているが世界的需要の為、収穫量の多い遺伝子組み替えの
大豆に生産をシフトするところが多いようだ。近いうち、遺伝子組み替え大豆の豆腐とか、醤油が売ってるかも。
代替燃料、中国・インドの輸入拡大、異常気象による干ばつなど、値下がりする要素は少ないと思われまます。
小麦粉だけをとってもうどん屋だけの値上がりで収まりません。なぜなら・・・
強力粉⇒パン・ラーメン・パスタ・餃子の皮・ピザの生地など
中力粉⇒うどん・そうめん・ひやむぎなど

強力粉と中力粉は多種多様なものに用いられていることから、意外な商品までに影響が出るかもしれません。
今回の値上げ(中力粉25㎏あたり25~60円値上げ)によってうどんが即値上げになるほど大幅な値上げなのかは
店個々で温度差があるとは思うが、砂糖や油など複合的に考えると仕入れコストの増を吸収できるほど楽ではありません。
本音は若干の値上げを検討となるでしょうが、おおかた他店の動向次第になるのかな。
うどん屋だけでなく、ラーメン屋も食を取り巻く環境はいっそう厳しくなりそうです。


コメント
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