3/8(木)
奈良県葛城市のイチゴ農家、
巽さんところをお伺いしました。
奈良はあすかルビー、古都華のイチゴの産地ですが、
最近では様々な種類のイチゴが作られるようになりました。
白いイチゴも、その中の1つです。
巽さんところは、奈良の大粒ブランドイチゴ「古都華」の他に、
白いイチゴ「パールホワイト」と
ピンク色のイチゴ「淡雪」を作られている数少ない農家さん。
1年前に参加した、
あべのハルカスにある「AWKitchen」で行われた
野菜ソムリエ上級プロの西村有加さんと、
AWKitchenのオーナーシェフ、渡邊明シェフの
コラボイベント「スゴベジ」。
この時のテーマは「スゴベリー」。
イチゴのフルコースでした。
ここで、巽さんのパールホワイトと淡雪を初めて知り、
お陰様で今回、足を運ぶことが出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d2/3958218e4cf58cb13a85bd89eea130d0.jpg)
パールホワイトは、奈良で誕生した白いイチゴ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/15/42ff709b73af66b6e1e1e019cc51ede3.jpg)
熟れ具合の見極めが難しく、しかも普通のイチゴよりもデリケートとのこと。
砂やほこりなどのちょっとした汚れでも目立ってしまうそうです。
そのため、収穫と箱詰めは古都華の2倍以上はかかるとのことです。
熟れると表面の粒々(タネ)が赤くなるとのですが、
とにかく白いイチゴですので、どのタネも赤く見えてしまい、
生活者にはわかりません。
これは日本の伝統工芸のように、文字だけでは伝えることは難しく、
栽培に「伝承」が必要な品種だと感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/27/28a2520361a23a0f3f13f2cc18227bde.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/67/f95ab6a0b624ddf7a11a0f6d9928ad5e.jpg)
こちらは「淡雪」
また、巽さんの畑は、葛城山麓。
冬は山からの吹きおろしの風が吹きます。
これがまた冷たい。
イチゴの受粉ではミツバチによる受粉が行われますが、
巽さんところでは、寒い地域に生息している
「マルバナバチ」を使っておられます。
で、気になるお味のほうですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/0d/1ab90ce956385c0384ca6c89266370c7.jpg)
淡雪はジューシーで割と噛み応えがあり、
さっぱりした甘味があります。
優しい香りが口の中に広がります。
パールホワイトは果肉は更にしっかりしていて、
しかも酸味が少ないため、見た目以上に甘味を感じます。
いちごには、タテナガで柔らかくて甘みの強い「章姫」という品種がありますが、
パールホワイトは例えるなら、果肉がしっかりした、ややサッパリした章姫といったところでしょうか?
時期的なこともあるかもしれませんが、
この2つの中ではパールホワイトの方が甘く感じるくらいでした。
色々と勉強になりました。
巽さん、ありがとうございました。
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奈良県葛城市のイチゴ農家、
巽さんところをお伺いしました。
奈良はあすかルビー、古都華のイチゴの産地ですが、
最近では様々な種類のイチゴが作られるようになりました。
白いイチゴも、その中の1つです。
巽さんところは、奈良の大粒ブランドイチゴ「古都華」の他に、
白いイチゴ「パールホワイト」と
ピンク色のイチゴ「淡雪」を作られている数少ない農家さん。
1年前に参加した、
あべのハルカスにある「AWKitchen」で行われた
野菜ソムリエ上級プロの西村有加さんと、
AWKitchenのオーナーシェフ、渡邊明シェフの
コラボイベント「スゴベジ」。
この時のテーマは「スゴベリー」。
イチゴのフルコースでした。
ここで、巽さんのパールホワイトと淡雪を初めて知り、
お陰様で今回、足を運ぶことが出来ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/d2/3958218e4cf58cb13a85bd89eea130d0.jpg)
パールホワイトは、奈良で誕生した白いイチゴ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/15/42ff709b73af66b6e1e1e019cc51ede3.jpg)
熟れ具合の見極めが難しく、しかも普通のイチゴよりもデリケートとのこと。
砂やほこりなどのちょっとした汚れでも目立ってしまうそうです。
そのため、収穫と箱詰めは古都華の2倍以上はかかるとのことです。
熟れると表面の粒々(タネ)が赤くなるとのですが、
とにかく白いイチゴですので、どのタネも赤く見えてしまい、
生活者にはわかりません。
これは日本の伝統工芸のように、文字だけでは伝えることは難しく、
栽培に「伝承」が必要な品種だと感じました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/27/28a2520361a23a0f3f13f2cc18227bde.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/67/f95ab6a0b624ddf7a11a0f6d9928ad5e.jpg)
こちらは「淡雪」
また、巽さんの畑は、葛城山麓。
冬は山からの吹きおろしの風が吹きます。
これがまた冷たい。
イチゴの受粉ではミツバチによる受粉が行われますが、
巽さんところでは、寒い地域に生息している
「マルバナバチ」を使っておられます。
で、気になるお味のほうですが・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/0d/1ab90ce956385c0384ca6c89266370c7.jpg)
淡雪はジューシーで割と噛み応えがあり、
さっぱりした甘味があります。
優しい香りが口の中に広がります。
パールホワイトは果肉は更にしっかりしていて、
しかも酸味が少ないため、見た目以上に甘味を感じます。
いちごには、タテナガで柔らかくて甘みの強い「章姫」という品種がありますが、
パールホワイトは例えるなら、果肉がしっかりした、ややサッパリした章姫といったところでしょうか?
時期的なこともあるかもしれませんが、
この2つの中ではパールホワイトの方が甘く感じるくらいでした。
色々と勉強になりました。
巽さん、ありがとうございました。
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